しあわせ日記

10月20日(金) 悩みすぎない

 PHP11月号の特別企画は「場の空気が、読める人、読めない人」。
 和田秀樹さん(精神科医)は、「空気を読む4つの方法」として、
 全く空気が読めない人は、場にそぐわないことをしていても違和感を覚えませんし、非難されても気づかないものです。
 「私は空気が読めなくて……」と悩んでいる人は、実は、すでにその場の空気を読んでいる証拠。
 空気を読むことを考えるときには「80%読めれば十分」ととらえて、悩みすぎないようにすることが大切です。
 場の空気を正確に読むのは難しいことだと思います。
 そもそも、場の空気というもの自体があいまいなものですし。
 所詮、人の心は(確かには)わかりません。
 ましてや、その場にいるすべての人が共有している空気というようなものが存在するのかどうかもわかりません。

 空気が読めない人は、読もうとなんてしてないし、その場の空気の乱れにも気づけないのでしょう。それは、自分のことを考えるのに一所懸命だからではないでしょうか。

 自分がいる場の空気の異変に気づける人、空気を読もう(みんながどんなふうに感じているのだろう?)と意識できる人は、それだけである程度は空気を読めているのだと思います。

 と言っても、完璧には読めません。相当の自信家でなければ、「私は場の空気が読める」とは言い切れないでしょう。
 「80%(ある程度/少しでも)読めれば十分(いい)」と、考え過ぎないように心がけたほうがいいでしょう。

 人の目・思惑を気にしすぎるのはよくありませんが、人の気もちを思いやれることはとてもいいことだと思います。それは、自分のことで精一杯の人にはできないことです。
 その場の空気や雰囲気を読もうとできることは、客観的に見る目があるということです。それは、心に余裕が多少なりともあるということだと思います。
 そういう心遣いができるというだけでも、自分を評価してあげてもいいのではないでしょうか。



   

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