しあわせ日記

8月24日(木) 一つのことを続ける

 『「大切にされる人」94のヒント』(斎藤茂太)より、
 あなたの一生を貫く何かを持ってほしい。一年、二年、五年、十年。ひとつのことをこつこつと継続する。
 「短歌」でもいい。「読書」でもいい。「料理」でもいい。何でもいい。
 「これだけはずっと続けてきた」といえるものをもつことは、「大切にされる人」になるためには欠かせないのである。

 たったひとつでいい。何かにこだわり続けていこう。それが人を引き寄せ、人から大切にされることにもつながってゆくのである。
 良好な人間関係を築き、人から大切にされるためには、「自分」があることが大事でしょう。
 と言っても、「自分」はすぐに表れるようなものではないと思います。
 生きていく中での積み重ねが自然に表れてくるのだと思います。

 そういう意味で、何か一つのことを長く続けることが、「自分」をつくっていくことになるのではないでしょうか。

 何でもいいのでしょうが、進歩や上達ができるものがいいような気がします。(さらに言うと、それが人(の心)に何かを与えられるものだとしたら、なおいいでしょう)
 長く続けることで、それだけ進歩・上達できれば、それなりの自信もつき、「自分」の一部として大きな存在になると思います。
 一つの道に通じることは、他のことにも活かせるいい経験にもなると思います。

 ちなみに、このHPはあと1週間で、開設から10年になろうとしています。
 この10年間、ほぼ毎日更新を続けてきました。
 当然のようですが、そのページの量は相当のものがあります。
 また、私の中では「少しずつ幸せに(暮らせるように)なっている」という実感とともに、本当に少しずつですが、自分が進歩・成長できているのではないかと思えます。
 そして、「これからも(一生)少しずつ幸せになっていける(に違いない)」と信じることができます。

 私の中には、本多時生という「自分がある」とも言えるでしょう。
 多くの(開設以来、ずっと右肩上がりに増えている)読者の方に愛されて(大切にされて)いることを、とても幸せに思っています。

 『継続は力なり』です。続ければそれだけ大きな力になるでしょう。
 その力と自信を自分の生活の中で活かせるになれば、きっと「自分を大切に」でき、「人も大切に」でき、その結果「人からも大切にされる」ようになるのではないでしょうか。



   

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