しあわせ日記

8月12日(土) 素肌に触れる

 PHP9月号の特集は「夫婦――だから大切なこと」。
 川上健一さん(作家)は、
 素肌に触れるということも大切だと思います。
 顔を触る、抱きしめる、キスをする、ただ手を握るだけでもいいと思います。
 肌を触れ合うということが、会話では伝わらないぬくもりを感じることができます。
 会話をする時間を惜しまない。素肌に触れる。互いに理解し合うことで、相手を大切な人だと思いやることができるのではないでしょうか。
 「素肌に触れる」ことが「心が触れる」ことにもなるのでしょう。
 ぬくもりや安心感などを感じられることもあるでしょう。
 少なくとも相手に関心・意識を向けていることは伝わるのではないでしょうか。

 ただ、日本人にはスキンシップが苦手な人も(特に、年配の男性には)多いと思います。
 そういう習慣がなく、慣れていない人には難しいことかもしれません。
 また、「恥ずかしい」という人も多いと思います。

 スキンシップに関する価値観や意識は、男性と女性では違うような気がします。また、個人差もあると思います。
 スキンシップを大切に考える人もいれば、その価値がまったくわからなかったり、そういう意識がなかったりして、スキンシップができない人もいます。
 価値観や意識が違う限り、少なくとも一方は相手に不満を感じてしまうのではないでしょうか。
 そういう場合には、そのことを話し合って合意できればいいのでしょうが・・・。

 夫婦の関係を良好にしたい・保ちたいと思うのなら、会話とともにスキンシップを増やすことを考えてみてはどうでしょうか。

 『愛はいつも、いっそう深まっていくか、だんだん冷えていくかのどちらかである』というフランスの格言があります。
 特に何も(相手に伝わるようなことを)せずにいると、関係は少しずつ冷めていってしまうのではないでしょうか。

 一生好い関係で共に生きていくためには、日頃の心がけや努力が大事なのだと思います。
 そういうことが実は、今後の人生の幸せには大きいのではないでしょうか。



   

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