しあわせ日記

7月11日(火) チャンスを生かせない理由

 PHP8月号の特集は「チャンスを生かせる人、逃す人」。
 久田恵さん(ノンフィクション作家)は、
 むしろ人生は、もうチャンスだらけ。
 だから、それを上手にとらえて、次々ものにできる技術をもてば、人生は楽勝、なんの苦労もない、ということになるわけだが、これがそう簡単ではない。

 たいていはチャンスがあっても、それをいかす力量がうまく準備されていなかったり、環境が整っていなかったり、あまりの経験不足に途中で挫折してしまったり、ということばかりだ。

 おまけに、ミもフタもない言い草ではあるけれど、「チャンス」をものにするには、そうとうに“運”“不運”という要素も大きいようだ。正直言って、ひたむきに努力すれば、しただけの成果が必ずあがる、とはいかないところがつらい。
 大きなチャンスは、そんなにはないでしょう。
 小さなチャンスなら、けっこうあるのではないでしょうか。
 そういうチャンスを一つ一つ生かしていけたらいいのだと思います。

 とは言っても、いつもチャンスが生かせるわけではないでしょう。
 チャンスを生かせない理由はいろいろあるでしょう。
 力不足(能力不足、決断力不足、行動力不足、指導力不足、忍耐力不足など)、準備不足(資金不足、人材・人脈不足、ノウハウ・アイデア不足)、経験不足、時期尚早(時運)、・・・。
 ただチャンスを待っているだけでなく、力を蓄えつつ待つことが大事なのでしょう。

 いくら準備をし、懸命に努力しても、運悪く成果が出ない時もあるでしょう。
 でも、準備・努力をすればするほど、うまくいく確率は高くなるはずです。
 「努力は裏切らない」と信じて、努力を続けることが大事なのではないでしょうか。

 反対に、目の前にチャンスが訪れた時に、(力不足と思われても)全力を尽くすことで、運良く大きな成果をあげられることもあり得る、ということでもあるのだと思います。



   

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