しあわせ日記

6月27日(火) 「作る」快感

 『「快感する脳」が人生を変える』(大島清・大木幸介・石原靖久)より、
 日常生活を快感で満たそうと思う人は、かならず「作る」快感に目覚めるのである。
 料理ばかりではない。絵を描き、詩や俳句を作り、家までも自分で作ろうとする。
 「作る」快感には次のようなものがあると思います。
 作る楽しみ(創造する楽しみ、工夫する楽しみ、少しずつできていく楽しみ、・・・)。
 完成の喜び。
 作品を楽しむ(眺める、使う、味わう、プレゼントする、発表する、・・・)。

 いろんなものを「作る」ことが可能でしょう。
 やろうと思えば、衣食住ほか、生活に必要なたいていの物は自作できそうです。
 着る物や装飾品、主食からデザート・つまみまでの料理、日曜大工から別荘造りまで、・・・。
 文章(小説・エッセイ・詩・俳句・川柳・日記・自分史など)を書く、HPやブログを作る。
 絵を描く、陶磁器を作る、作曲する、書道、・・・。
 実用品や手工芸品を作る、野菜や果物を作る、草花や樹木を育てる、・・・。

 何かを「作る」ことに夢中になると、時がたつのも忘れてしまいがちです。
 その間はいい気もちで過ごすことができるのではないでしょうか。
 生活の中にそういう時間をもてるのは、幸せなことだと思います。

 「作る」ことをしない理由として多いのは、「興味がないから」と「時間がない(忙しい)から」ではないかと思います。
 おそらく興味がもてるものを見つければ、ほとんどの人は「作る」快感を味わえるでしょう。
 興味がもてる「作る」ものを探さないのは、「時間がない(忙しい)から」ではないでしょうか。
 上記の「作る」ことの中で、やればおもしろいだろうな、と思えることがあるのではないでしょうか。
 実際にそれをやろうとしないのは、「時間がない(忙しい)から」ではないでしょうか。

 「作る」ことには、時間がかかります。また、上達するのにも時間がかかるでしょう。
 だから、時間の余裕がないと思っている人は、「作る」ことをしないのでしょう。
 現在楽しく幸せに暮らせているのなら、それでいいのでしょう。
 もし、今よりも生活を楽しみたい、幸せに暮らしたいと思うのなら、「作る」快感・幸せを味わえるようなことを始めてみてはいかがでしょうか。
 きっと長い時間楽しむことができで、だんだん幸せな時間が増えてくるのではないかと思います。

 「作る」ことを楽しむためには“余裕”が必要なのだと思います。
 また、“余裕”“ゆとり”がないと幸せに暮らすことは難しいでしょう。
 心に余裕をもって、ゆとりの時間をつくるために、何かを「作る」ことを始めてみるのもいいのではないでしょうか。



   

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