しあわせ日記

6月1日(木) 「楽しめること」が増えるのがいい人生

  『いい言葉は、いい人生をつくる』(斎藤茂太)より
 人生、長く生きると、人の価値は「何ができるか」ではなく、「何を楽しめるか」にかかっているのだとわかってくる。
 あらゆることに楽しみを見つけることは、人間だけに許された生の醍醐味なのである。

 「できること」が増えるより、「楽しめること」が増えるのがいい人生。
 人の価値、その人の人生の価値は、いろいろ考えられます。
 どれだけ楽しめるか、どれだけ夢や目標を達成できるか、どれだけ人を愛せるか、どれだけ人や社会の役に立てるか、どれだけ長く生きられるか、どれだけ人間として成長できるか、どれだけ自分の人生に満足できるか、どれだけ幸せに過ごせるか、・・・。
 大事なのは、人から見た自分の価値や社会的な自分の価値よりも、自分がどう思うか・どう感じるかではないでしょうか。

 「幸せそうに見えても、本人が幸せを感じていなければ、その人は幸せではない」のです。
 自分(の人生)が幸せかどうかは、どれだけ幸せを感じられたかが一番確かなのではないでしょうか。

 と考えると、人生の中で何をするかも大事ですが、どのくらい楽しめるか・幸せを感じられるかがもっと大事なのだと思います。

  『現実を楽しめるのが人生の達人』 W・ダイアー

 自分の今の生活を楽しむことができ、その中で幸せを感じられる人が、本当に幸せな人なのでしょう。

 誰の生活にも、楽しめることはたくさんあり、楽しみ方もいろいろあるはずです。

  『晴れた日は晴れを愛し、雨の日は雨を愛す。
   楽しみあるところに楽しみ、楽しみなきところに楽しむ』 吉川英治

 自分の生活の中に「楽しめること」「幸せを感じられること」を一つ一つ増やしていく、というのは着実な幸せになる方法だと思います。
 私は「すべてのことは好好」と思えるようになれたらいいな、と思っています。



   

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 (斎藤茂太

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