しあわせ日記

5月19日(金) 言いにくいことは簡潔にはっきりと

 PHP6月号の特集は「気持ちを伝えるのがうまい人・へたな人」。
 堀田力さん(弁護士・さわやか福祉財団理事長)は、
 相手の切実な望みを断らなければならない時とか、部下や親しい人に注意をしなければならない時、相手が怒るような失敗を正直に話して謝るしかない時など、言いにくいことを言わざるをえない事態に至ることが、長い人生には必ずあります。
 その時は、腹を決めて、簡潔な言葉で、スパッと言うことです。はっきりしない言い方をしたり、うだうだと弁解したりしつこく理由を言ったりすると、相手を苛立たせます。
 勇気をふるって自分の心情を正確に、はっきりと示す。それが言いにくいことについて気持ちを伝えるコツだと思います。
 相手にイヤな思いをさせるとわかっているような、言いにくいことを言わなくてはならない時もあるでしょう。
 そういう時には、まず第一に誤解のないように、わかりやすく明確に伝えたほうがいいのでしょう。
 前置きやヘタな言い訳など、余計なことはできるだけ言わないほうがいいでしょう。

 相手にある程度イヤな思いをさせることは、「しかたがないこと」と覚悟したほうがいいでしょう。それができないうちはなかなか切り出せないのではないでしょうか。言い出すタイミングを逸すると、余計に言いづらくなってしまいます。

 また、相手の反感を買ったり、ひどい言葉が返ってくることもあるかもしれません。そういう相手の反応を黙って受け入れる覚悟もしたほうがいいでしょう。
 あとは勇気をもって行動するしかないのでしょう。

 「正直は最善の策」と考え、誠実な応対を心がけることが大事だと思います。
 自分の誠実な心が相手に伝わればいいのではないでしょうか。



   

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