しあわせ日記

5月18日(木) 相手の気持ちをわかる

 PHP6月号の特集は「気持ちを伝えるのがうまい人・へたな人」。
 堀田力さん(弁護士・さわやか福祉財団理事長)は、
 自分の気持ちを伝えるためには、相手を認めるだけでなく、相手の気持ちをわかることが必要です。そうすれば、自然に、相手が自分の気持ちをわかってくれるように、伝えたいことを整理し、こちらの言い方を工夫することになります。
 相手に自分の気持ちをうまく伝えるためには、「これを言ったら相手はどう思うか?」「こういう言い方をしたら相手はどう感じるか?」などと相手の気持ちを考えてみたほうがいいのでしょう。
 ただ自分の不満をぶつけても、相手は不愉快になり、返って意固地にしてしまうことにもなりかねません。

 また、相手が現在どういう気持ちでいるかも重要でしょう。
 機嫌が悪い時や忙しい時などに、何かを求めても、いい結果は期待しにくいでしょう。
 相手の機嫌や都合を察した上で、いいタイミングをはかって言い出したほうがいいでしょう。
 そのためには、その時々の相手の気持ちを推し測ることが大切でしょう。
 もっと積極的に、相手を機嫌好くしてあげてから、うまくお願いできたらいいのかもしれません。

 相手の気持ちをわかろうともしないで、自分の気持ちをわかってほしいと望むのは、虫のいい話でしょう。
 自分の気持ちをわかってほしければ、まず自分から相手の気持ちとわかろうとすることが大事なのではないでしょうか。

 人の気持ちを察することは容易なことではありませんが、相手の気持ちをわかってあげようとする心がけ(思いやり)が大切なのだと思います。口先だけではない、そのような思いやりが相手に伝わるのではないでしょうか。



   

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