しあわせ日記

5月15日(月) 相手が聞きたい話を考える

 PHP6月号の特集は「気持ちを伝えるのがうまい人・へたな人」。
 「うまく伝えるための三原則」で、佐藤綾子さん(国際パフォーマンス研究所代表)は、
 第二原則 相手が聞きたい話を考える

 リンカーンの言葉に「私は相手が何を聴きたがっているかを考えるのに三分の二。そして自分が何を話したいかを考えるのに三分の一の時間を使う」というものがあります。

 第二原則で重要なのは“A・T・T”。
 “明るく・楽しく・ためになる”という、相手にとってためになるポイントをしっかり入れることが聴かせる技術です。
 自分の思いを一方的に伝えようとしても、相手の心には伝わりにくいのではないでしょうか。
 うまく伝えるための工夫や努力したほうがいいのでしょう。

 相手のためになることなら、相手は耳を傾けてくれるでしょう。
 相手にとって楽しい話をすれば、自ずと聴いてくれるでしょう。
 また、明るい話のほうが聞きやすいでしょう。

 相手の気持ちを思いやりつつ、相手が聞きたい話を心がけることができれば、それだけ相手に伝わりやすいでしょう。
 また、その場で心がけるだけでなく、事前に相手が聞きたいような話をよく考えておけば、なおいいのでしょう。

 と言っても、自分の気持ちを伝えるためには、その事を話題にしなければなりません。
 中には、深刻な話も、切実な話も、相手のためにならない話もあるでしょう。
 そういう話の中にでも、明るさや楽しさや相手のためになることを少しだけでも含めて話ができたらいいのではないでしょうか。

 受けとめ方は、相手のその時の気持ちや気分によるところも大きいでしょう。
 先に、明るい話や楽しい話や相手のためになる話をしてから、自分が伝えたい話をするというのも、それなりに効果があるのではないでしょうか。

 相手の心を和ませ、その場の雰囲気をよくするためにも、相手に関することを話題するのはいい方法でしょう。(話題の考え方参照)

 リンカーンほどはできなくても、少しでも相手の気持ちを思いやり、相手のためになることを話題に含められるようになれたらいいのではないでしょうか。
 それが関係をよくし、心が伝わりやすくなることにもつながるのではないかと思います。



   

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