しあわせ日記

5月1日(月) 自分で自分を助けようとする精神

 『自助論』(サミュエル・スマイルズ)より
「天は自ら助くる者を助く」
 この格言は、幾多の試練を経て現代にまで語り継がれてきた。その短い言葉には、人間の数限りない経験から導き出された一つの真理がはっきりと示されている。自助の精神は、人間が真の成長を遂げるための礎である。

 外部からの援助は人間を弱くする。自分で自分を助けようとする精神こそ、その人間をいつまでも励まし、元気づける。
 “人の助け”“社会の助け”“天の助け”がある時もあります。
 でも、それらを期待して生きるのはいかがなものでしょうか。
 それらがないことを嘆き、不幸になるのは、自分のためによくないでしょう。
 いつでも期待できるのは、“自分の助け”だけでしょう。

 「自分で自分を助けよう」などと考えたこともない、という人も多いのではないでしょうか。
 「自分で自分を助けよう」と考えれば、できることがあるはずです。
 自分を元気づける、自分を励ます、つらい時には自分の心を支える、危ない時には自分を救う、自分を幸せに導く、・・・。
 このようなことを心がけられるようになれたらいいでしょう。
 まずは、「自分で自分を助けよう」という自助の精神をもつことだと思います。

 すぐに、完全に、自分を助けることはできないかもしれません。
 でも、自分の心を励まし、元気づけようとすることはできるでしょう。
 また、自分を助けようと心がけ続けることにより、少しずつ人間として成長していけるのだと思います。

 『天は自ら助くる者を助く』のです、きっと。

 「自分を幸せにしよう」と努力を続ける人に天は幸せを与えてくれる。
 そう信じて努力することが大事なのではないでしょうか。



   

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