しあわせ日記

4月11日(火) 「あ、そうか」

 PHP5月号の特集は「人間関係がうまくいくひと言――心と心をつなげる言葉」。
 金平敬之助さん(八洲学園大講師)は、
 たとえば、私が白菜料理をつくり始める。妻から声がかかる。「根菜は水から、葉菜はお湯からよ。・・・」
 つい「分かっている、分かっている」といいかけてしまう。これでは二人の関係がよくなるはずはない。
 そこで、私はどうするか。
 とっさに「あ、そうか、ありがとう」と答えている。この知恵で、私と妻はいつまでも仲がよい。
 それにしても、「あ、そうか」は不思議な言葉だ。人間関係をよくするひと言だ。
 わかっていることを人から言われた時、「わかってるよ」「余計なこと言わなくていいのに」「うるさいなぁ」などと思っても、そのまま口に出してしまうと険悪な雰囲気になってしまうでしょう。

 「今やろうと思ってたのに・・・」という(西田敏行さん?の昔のCMにもあった)のも同様でしょう。
 最近では、フィギュアスケートの浅田真央さんと柳葉敏郎さんの「大豆ノススメ」 のCMの「知ってるよ」(涙)「いや、知らなかった」というのもありますが。

 そんな時、知っていても、「あ、そうか。ありがとう」と言えたら、その場の雰囲気がずいぶん違うでしょう。
 二人の関係に与える影響も正反対でしょう。

 まずは、相手の言葉をちゃんと受けとめる。(すぐに反論しない)
 そして、相手は悪意からではなく善意で言っているということを理解する。
 その上で、相手への思いやりをもって答える。(こう言ったら相手はどういう気もちになるだろうか?)
 このようなことができれば、理想的でしょう。(難しいことですが)

 それを可能にする工夫として、「あ、そうか」のような言葉の遣い方があるのだと思います。
 口には出さなくても、心の中で「そう(ですか)」のような相づちが打てるといいでしょう。

 私は、本気で相手の話を聞こうとする場合には、ハオハオを使います
 その際、「ハオハオ」は「そうですか」「そうでしょう」「そうですね」「そういうこともある」「そういう人もいる」「そう思うのですね」「そうかもしれません」など、「そう・・・」という意味でよく使われます。(さらに、「いいですね」「よかった」「えらい」など、いい意味でも使います)

 斎藤一人さん(全国高額納税者番付上位の常連)も、『変な人が書いた驚くほどツイてる話』(知的生きかた文庫)の中に、次のように書かれています。
 人間関係で一番大切なのは、「そうですよね、わかりますよ」という言葉です。

 相手(の言葉)を尊重し、理解しようとする心をもって、人と接することができるようになれたらいいのでしょう。
 そのために、「そう(です)か」「そうですね」というように受けとめる言葉と、「ありがとう」「わかりますよ」のような思いやりのある言葉を身につけることができたらいいのではないでしょうか。



   

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