しあわせ日記

3月17日(金) 自分の価値は失敗や成功で決まる?

 『自分のための人生』(ウエイン・W・ダイアー)より
 失敗に終わりそうな経験はことごとく避けて通る傾向が、私たちにはある。
 失敗がなければ何も学ぶことはできない。
 一つの失敗が新しい発見への道を示していれば、その失敗は成功であると考えられることさえある。
 しかし、実際には、私たちは成功を唯一の容認すべき基準として高く評価することを学んできたのだ。
 自分の価値は失敗や成功で決まると考える人は、いつかきっと自分は役立たずだと感じるだろう。
 「失敗」に関しては、先人たちの名言によって学べることが多いと思います。

  『日本人は、失敗ということを恐れすぎるようである』 本田宗一郎

  『つまづいたっていいじゃないか にんげんだもの』 相田みつを

  『私の最大の光栄は、一度も失敗しないことではなく、
    倒れるごとに起きるところにある』 ゴールドスミス

  『過って改めざる、これを過ちという』 孔子

  『おれは落胆するよりも次の策を考えるほうの人間だ』 坂本竜馬

  『努力をあきらめないかぎり、失敗なんてこの世にはないのだ』 ハバード

 死ぬまで成功し続ける人はめったにいないでしょう。
 また、成功者の多くは大失敗の経験者です。
 失敗は一時的な不幸です。それが将来の成功・幸せにつながることもあります。
 失敗を恐れて、幸せになれる(であろう)ことを何もしないのが一番の失敗なのかもしれません。

 成功すれば(一時的に)幸せになれるでしょう。
 大きな成功をしなければ幸せになれないということはありません。
 「自分は(それなりに)幸せ(に暮らせている)」と言える人は、人生の成功者と言ってもいいのではないでしょうか。

 自分(の人生)の価値は、失敗や成功で決まるのではなく、幸不幸で決まると考えられる人のほうが幸せになれるのではないかと思います。



   

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 (ウエイン・W・ダイアー

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