しあわせ日記

3月18日(土) 自分を限定する行為

 『自分のための人生』(ウエイン・W・ダイアー)より
 新しい経験に抵抗する、柔軟性がない、偏見、計画の奴隷になる、外面的な安全を必要とする、失敗を恐れる、完全主義――こういった態度は、自分を限定してしまうような行為全体の中の「見出し」のようなものである。

・何をしても、楽しいかどうかよりできばえを判断基準にする。
・学校で、あるいは仕事でどうしてもある程度のレベルまで到達しようと強迫的に考える。
・ものごとを金に換算して評価する。
・時間に気をとられていて、時計に人生を動かされている。
・努力したことがうまくいかないと、自分を責める。
 出来栄えや成績や結果を重視するのはいいことでしょう。
 でも、そのためにまったく楽しめず、イヤイヤやるのはよくないのではないでしょうか。
 また、うまくできない自分を責めてばかりいるのもよくないでしょう。

 勉強や仕事の能力を高める努力をするのはいいことです。
 でも、そのためにまったく楽しめず、つらいだけの努力を続けるのはよくないのではないでしょうか。

 お金は大事です。得をするのはいいことだし、ヘタに損をするのはよくないでしょう。
 でも、損得勘定ばかりで、人間らしい心を失ってしまうのはよくないのではないでしょうか。

 時間も大事です。できるだけ有効に使えたほうがいいでしょう。
 でも、時間に追われた生活を続けるのはあまりよくないのではないでしょうか。

 「○○を重視するのはいいこと。でも、重視しすぎのは・・・」
  ということなのでしょう。
 重視しすぎて、○○にとらわれて、他の大切なものをおろそかにしてしまうのはよくないのでしょう。

 と言っても、本人は気づいていない場合がほとんどでしょう。
 「○○にとらわれて、□□をおろそかにしていないか?」
  (「○○」は、うまくやること、成績、成功、お金、損得、効率、・・・。
   「□□」は、楽しむこと、やりたいこと、まわりの人、自分の幸せ、・・・。)
  と、時には自問してみるといいのかもしれません。



   

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 (ウエイン・W・ダイアー

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