しあわせ日記

11月6日(日) 心からほめる

 『人を動かす』(D・カーネギー)「第二部 人に好かれる六原則」より
 人間は、だれでも周囲の者に認めてもらいたいと願っている。自分の真価を認めてほしいのだ。小さいながらも、自分の世界では自分が重要な存在だと感じたいのだ。見えすいたお世辞は聞きたくないが、心からの賞賛には飢えているのだ。

 人はだれでも他人より何らかの点で優れていると思っている。だから、相手の心を確実に手に入れる方法は、相手が相手なりの世界で重要な人物であることを率直に認め、そのことをうまく相手に悟らせることだ。
 人からほめられれば、誰でもうれしいでしょう。
 お世辞や社交辞令だと思っても、内心少しはうれしいのではないでしょうか。

 「人をほめる」というよりも、「人のいい所に気づき、素直に相手に伝える」と考えればいいでしょう。

 人をほめるためには、まず、相手のいい所に気づける必要があります。
 人のいい所に、より気づけるためには、相手に関心をもって、いい所探しをすればいいのです。

 相手のいい所に気づいたら、(心の中で「いいなぁ」などと)素直に感じればいいのです。
 そして、感じたことをそのまま相手に言えば、相手をほめたことになるでしょう。

 そこにウソはありません。

 相手のいい所に気づき、感じられることは、自分(の心)のためにもいいことです。

  『他人の短所を見れば憂うつになり、
   他人の長所を見れば人生が明るくなる』(D・カーネギー)

 互いにいい気もちになれれば、関係もいい方向に進展するのではないでしょうか。

 「人のいい所に気づき、素直に相手に伝える」ことは人間関係を良くするために役立つ方法だと思います。



   

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