しあわせ日記

11月4日(金) 聞き手にまわる

 『人を動かす』(D・カーネギー)「第二部 人に好かれる六原則」より
 話し上手になりたければ、聞き上手になることだ。興味を持たせるためには、まず、こちらが興味を持たなければならない。
 相手が喜んで答えるような質問をすることだ。相手自身のことや、得意にしていることを話させるように仕向けるのだ。

 あなたの話し相手は、あなたのことに対して持つ百倍もの興味を、自分自身のことに対して持っているのである。
 会話の中では、話し手と聞き手ができます。(通常は、何度も入れ替わります)
 聞き手が上手だと会話は弾みます。
 「聞き上手は会話上手」と言えるでしょう。

 話し上手で人を楽しませてくれる人もいますが、ただ発言が多いだけであまり話し上手とは思えない人もけっこういます。
 自慢話などの自分の話ばかりをする人、やたらと自分の知識や考えを披露する人、人の悪口や噂話が多い人、・・・。
 会話の最中に、相手の話をよく聞かずに、自分が何をどのタイミングで話そうか?とばかり考えているような人もいます。
 話し上手もしくは聞き上手の会話上手の人はそんなに多くはいないと思います。

 「会話が苦手」という人は、話し上手を目指すよりも聞き上手を目指したほうがいいのではないかと思います。
 そのためには、まず、自分が相手に興味・関心をもつことからでしょうか。

 相手の話をよく聞くことは、第一の「人を幸せにする」方法だと思います。
 心地好く話をさせてあげれば、相手は気分もよくなり、自分に好感をもつでしょう。
 また、相手を知ることが、相手を幸せにする方法を考えるヒントを増やすことにもなります。

 相手との関係を良くし、相手に好かれたいと思うのなら、相手の話をよく聞くことを心がけてみてはどうでしょうか。
 また、まわりの人に好感をもたれ、人間関係全般を良くしたいと思うのなら、聞き上手になることを目指して努力してみてはいかがでしょうか。



   

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