しあわせ日記

11月1日(火) 誠実な関心を寄せる

 『人を動かす』(D・カーネギー)「第二部 人に好かれる六原則」より
 まずあなたが相手に関心を持たないとすれば、どうして、相手があなたに関心を持つ道理があろうか?

 わたしの経験によると、こちらが心からの関心を示せば、どんなに忙しい人でも、注意を払ってくれるし、時間も割いてくれ、また協力もしてくれるものだ。

 われわれは、自分に関心を寄せてくれる人々に関心を寄せる。
 「○○してくれない」「○○してほしい」のなら、「まず自分から」でしょうか。

  人に好かれたければ、まず自分が人を好きになる。
  人に愛され、幸せにしてほしければ、
   自分が人を愛し、相手を幸せにしてあげる。

 自分が人にやらないことを相手に求めるのは身勝手なのでしょう。
 「自分がしてほしいことを相手にしてあげる」という、人を幸せにする方法もあります。
 また、人がしてほしいことを相手にしてあげれば、そのお返しが期待できるでしょう。
 自分が相手に何もしなければ、今まで通り期待できないのではないでしょうか。

 人に心から関心をもち、それをうまく示すことができれば、相手も自分のためにいろいろしてくれるのかもしれません。
 どのくらい心から相手に関心をもてるかは、どのくらい相手のこと(さらに言うと、相手の幸せ)を考えられるかだと思います。
 また、相手に関心があってもそれを示さなければ、相手には伝わらないでしょう。いかに伝えるかの工夫も大事なのでしょう。

 人と親しくなりたいのなら、まず自分が相手に関心をもつことから始まるのではないでしょうか。
 自分は何もしないで「人に○○してほしい」というのは、自分にしか関心がない、ということかもしれません。



   

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