しあわせ日記

10月29日(土) 幸福はすぐれた薬である

 『幸福への挑戦 サイコ・サイバネティクス』(マクスウェル・マルツ)より
 幸福は、人間の心と身体的機構にとって自然なものである。私たちは幸福なとき、よい考えがうかび、よい成果があがり、気持よく感じ、そして健康である。

 精神身体医学は、私たちが幸福なとき、胃、腎臓、心臓は言うにおよばず、その他のすべての内部器官の機能が向上することを証明した。
 数千年の昔、賢明な古代の王者、ソロモンは、かれの箴言のなかで次のように言った。
 「愉快な心は、薬のようなよい働きをするが、
  悲嘆に沈んだ精神は、精神を枯渇させてしまう」
 幸せになるためには、幸福感を得られることが肝心です。
 幸福感が「幸せ」の確かな証しです。
 その前に、幸福感は心地好いものです。

 幸福感は身体の健康に様々な良い影響を与えることが証明されています。
 「幸せは最良の薬」なのかもしれません。

 幸福感は心の健康にも良い影響を与えます。
 幸せを感じることは「心の栄養」になる、と私は考えています。
 心が疲れた時や心が傷ついた時には、幸せを感じることで回復力を高めることができるでしょう。
 悩みやつらいことがある時ほど、幸せを感じる時間を意図的にもったほうがいいと思います。
 生活の中に多少つらいことがあっても、幸せなことが時々あれば、耐えていけるのではないでしょうか。

 人の身体も心も、幸せな時には良好な働きをするのだと思います。
 その一つが、回復力や治癒力です。
 また、心が幸せで元気になれば、それだけ幸せになる考え方をしやすく、幸せになる行動もしやすくなり、結果として、幸せな事に結びつきやすいでしょう。
 幸せを感じられることは「幸せの善循環」につながり、反対に不幸になると「不幸の悪循環」に陥ることも、実際にけっこうあると思います。

 「幸せ」は目標であるとともに、次の幸せへのステップになります。
 「幸せを力に」と考えられるようになると、その威力をさらに発揮できるでしょう。
 幸福感の価値を知り、今の幸せを力に、さらに幸せになっていけるようになれたらいいのではないでしょうか。



   

幸福への挑戦 サイコ・サイバネティクス』

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