しあわせ日記

10月12日(水) 「なんとかなる」という覚悟

 PHP11月号の特集は、「自分で決められる人・決められない人――迷いすぎて「損」をしない生き方」。
 池田晶子さん(文筆家)は、
 覚悟があるなら、人生のたいていのことは、なんとかなるのではないでしょうか。「なんとかなる」というのは、決断を誤らない、失敗をしないということでは決してない。決断が決断である以上、それが誤る可能性、失敗する可能性は必ずあるのですが、それらのリスクをも引き受ける覚悟で決断する、そういう心の構えがあるなら、結果は実は二の次ではないかということです。
 「これで本当にいいのだろうか?」「失敗したらどうしよう」などという思いから、なかなか決断できない場合があります。
 「なんとかなる」と思えれば、決断できるのではないでしょうか。

 人は、先の成り行きの悪い状況について考えると、不安や怖れを感じます。
 悪い状況を「その時はその時」と覚悟できれば、不安や怖れは小さくなります。

 やってみなければわからないことだから迷うのでしょう。うまくいくこともあれば、うまくいかないことも失敗することもあるのです。それはしかたがないのではないでしょうか。
 でも、悪い結果は「一時の事」です。いずれ忘れられ、幸せに暮らせる時がきっと来ます。(考えようによっては「いい経験」にもできるでしょう)
 結局、「なんとかなる」「なるようになる」のではないでしょうか。

 実際、すべてのことは「なるようになる」のだと思います。
 私も元来、心配性で臆病なのですが、「なるようになる」と考えられるようになって、不安になる時間が短くでき、けっこう決断がラクにできるようになったと実感しています。

 私と同じように、先のことを悲観的に考えるクセのある方には、「その時はその時」「なるようになる」のような覚悟ができる考え方を身につけることをおすすめしたいと思います。



   

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