しあわせ日記

9月20日(火) 人を育てる幸せ

 PHP10月号の「わたしの幸福論」は、俳優の仲代達矢さん。
 ある時から私は、自分にいい役が回ってくるよりも、教え子にいい役がきたほうが嬉しいとさえ感じるようになりました。手塩に掛けた教え子がいい役者になっていく。それは経験したことのない幸福感でしたね。
 「人を育てる幸せ」というのは大きいような気がします。
 自分が育てた人が成長し、幸せになっていくのを見るのはとても幸せなことでしょう。

 育てることのいい所は、本人が力をつけて、自分の力で幸せになっていくことです。
 それが本人のためにはいちばんいいことだと思います。

 人を幸せにするいちばんの方法として、「相手が自分を育てるのを手伝うのがいちばんいい」ということを「愛について」の中で書きました。
 実際には、本人が自分の力で育つのだと思います。その手助けができたらいいのでしょう。

 私も、このHPを通して、読者の方が育つ手助けができたらいいな、幸せになっていってくれたらいいな、と思っています。(それ以上のことをしようとは思っていません)
 メールや掲示板への書き込みで、読者の方の幸せに少しでも役に立てていると思えると、強い幸福感を感じられます。(だから続けていけるのだと思います)

 「人を育てる」というとすごく難しいことと感じてしまうかもしれません。
 「愛する人が幸せになることを願い、自分にできる範囲で手助けをし、見守る」ことならできるのではないでしょうか。
 相手の幸せに自分が少しでも役に立てたと思えれば、確かな幸せを感じられるでしょう。

 「人を育てることは自分を育てること」にもつながり、自分が幸せになる方法でもあると思います。




   

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