しあわせ日記
9月19日(月) 自分の人生の主役
PHP10月号の「わたしの幸福論」は、俳優の仲代達矢さん。
役者にとっての個性とは何か。それは五本の指に入ることだ。
上位三十番に入ったくらいでは目立たない。上位五番に入るからこそ際立つ個性と言えるのです。では二枚目でもなく、男臭さもない人間は役者にはなれないのか。それは違います。自分なりの上位五番を作り上げていく努力をすればいいのです。
皆がみんな主役になれるわけではありません。でも、誰もが何かの上位五番に入ることはできます。だって、自分の人生の主役は自分でしょ。主役がイキイキしてなければ、人生という舞台はつまらなくなるばかりですよね。
役者には“目立つ個性”が必要なのでしょう。
映画・ドラマ・演劇などの役には限りがあります。また、主役になれる人はさらに限られています。
自分の人生の主役は自分です。
主役とは一番登場する人と言えるのかもしれません。
そういう意味でも、自分の人生の主役は間違いなく自分です。
役者の評価基準は、お客さんがどう感じるかではないでしょうか。(制作する側の人の評価も重要なのでしょうが)
自分の人生の評価基準としては、自分がどう感じるかが大事なのではないでしょうか。もっと言えば、自分がどのくらい幸せかです。
自分の人生の主役に“個性”は必要なのでしょうか?
別に“目立つ個性”は必要ないような気がします。(もちろん、あってもいいのですが)
そもそも人はそれぞれに違っていて、すべての人が個性をもっています。その自分の個性を大切にできればいいのでしょう。
人からどう見えるかを気にするよりも、自分の心に従って(自分が幸せになれるように)生きることが個性につながるような気がします。
自分の人生の主役が少しずつ幸せになっていける人生ドラマがつくれたらいいのではないでしょうか。