しあわせ日記
8月14日(日) 自分を出す秘訣:あまり見せない所を出す
PHP9月号の特集は
「自分をうまく出せる人・表現できる人の秘訣」。
菅野泰蔵さん(カウンセラー)は、
「自分を出す」と言っても、見せたいものを出すのではなく、見せたくないところを出せるかどうかがポイント。
他人はかっこよいあなたを見たがっているわけではない。「こんなに貯金があるんだぜ」と通帳を見せびらかすより、「こんなに贅肉があるんだぜ」とお腹を見せびらかすほうがずっと喜ばれるのである。
「自分を出す」際に、自分の「いい所を出す」ことは大切でしょう。
本当はあるのにそれが出せないために、いい所や魅力がないように思われてしまうのは損でしょう。
そのためには、自己アピールのようなことも必要なのかもしれません。
ただし、アピールのしかたによっては反感を買ってしまう危険性もあります。菅野さんの言うように、人は自慢話は好みませんから。
「自分を出す」もう一つのアプローチは「心を開く」ことだと思います。
人にはあまり見せない所を出すことによって、相手に心を開いていることが伝わるのではないでしょうか。
たとえば、自分の欠点やコンプレックス、弱い部分、失敗などの恥ずかしい話、深刻な悩み、秘密にしていること、心の中の深い部分、・・・。
自分に心を開いている人に対しては、攻撃的にはなれないような気がします。
自分が心を開けば、それに応えてやさしく接してくれる人が多いのではないでしょうか。
そこで菅野さんは、次のような提案をしています。
そんなわけで、「自分を上手く出せない」とお嘆きのあなた。あなたがいまやるべきことは、こういうことである(かもしれない)。
「私は自分を出したいのに、なかなか出せないんです」
と、誰かに話してみるのである。