しあわせ日記
8月13日(土) 自分を出す秘訣:感情を素直に出す
PHP9月号の特集は
「自分をうまく出せる人・表現できる人の秘訣」。
女優の田中美里さんは、デビュー当時、みんなに好かれなければ、笑顔でいなければ……という気持ちが極端に強く、心身のバランスを崩してしまったそうです。
今は、「喜怒哀楽」のすべてを素直に出すようにしています。相手の言葉に傷ついたのに平気な顔をして笑っていたら、余計傷つくだけ。「今の言葉傷ついちゃった」と言ってしまえば、相手も気持ちをきちんと受け止め理解してくれます。お互いモヤモヤした気持ちを引きずることもありません。自分が今どういう気持ちでいるかを伝えなければ、相手にはわからないのです。
自分の気持ちを素直に出すようになってから、本音でぶつかり合える友達が増えました。
無理をするというのは、自分の感情に逆らったことをすることなのかもしれません。
無理をすれば、心身に負担がかかり、その結果としてすごく疲れたり、調子を崩してしまうこともあるでしょう。
飾った自分を出そうとするのは「自分を出す」のとは違うでしょう。
ありのままの自分を“素直に”出すことが大事なのではないでしょうか。
自分を出す方法として、その時の自分の感情を素直に表現するというのは、確かな方法だと思います。(自分の心は何かしら表現しなければ、相手には伝わらないと思ったほうがいいでしょう)
でも、すごく勇気がいることかもしれません。それを相手が素直に受け取ってくれない危険性があります。そういうリスクは覚悟したほうがいいのでしょう。
それでも、自分がそれだけさらけ出せば、相手も同様に自分を出し、本音でつきあえる友情に発展する可能性はあるでしょう。
自分を出さなければ、そういう関係は期待できないでしょう。
自分を出すことによるリスクとゲイン(得られるもの)を認識した上で、相手によっては勇気を出して、素直に自分(の感情)をさらけ出してみるのもいいのではないでしょうか。