しあわせ日記

7月29日(金) 最大の敵は自分

 『小さいことにくよくよするな!3』(R・カールソン)より

 ストレスの大半は自分で生み出したものだ。原因は私たちのものの考え方やとらえ方だ。多くの人はいつも無意識のうちに自分で自分を苦しめ、犠牲者か追いつめられたような気分になる。問題を実際以上に拡大して大騒ぎしたり、必要以上に責任を感じたりする。

 最大の敵が自分であることをほんの少しでも認められれば、後は簡単だ。まず自分の考え方を意識するようになり、考えているのはほかでもない自分だ、と気づく。後ろ向きな発想や自責が始まったら、「またか」と意識しよう。次にゆっくりと軽い気分で、それを頭から引きはがす。こうして一つひとつ、自分のネガティブな面を取り除いていく。繰り返すが、原因は自分自身にあることを自覚するのが出発点だ。
 ただ現実を嘆いたり人のせいにしているだけでは、イヤな気が強くなり長引くだけでしょう。
 また、何も変わらないでしょう。自分が変わらなければ、同じことの繰り返しではないでしょうか。

 自分がイヤな気もちになるのには、それなりの原因があるのでしょう。
 でも、その気もちを強くしたり長引かせてしまうのは自分の受けとめ方や考え方です。

「不幸な気もちになる原因の一つは、自分(の考え方)にある」
「考え方を変えれば、イヤな気もちを軽くし、短くすませる」
「そういう幸せになる考え方を一度身につければ、今後の人生の中で何度も役に立つ」
 こんなふうに考えられたらいいのではないでしょうか。

 そのためには、まず、自分の(不幸になる)考え方(のクセ)に気づくことです。
 幸せになる考え方を心がければ、気づけるようになれるでしょう。
 「私にはこういうクセがある」と自覚できれば、クセがでた時に「またこのクセだ」と気づけるようになれるでしょう。
 その時に、「不幸になる考え方はやめよう」などと考えられるようになればいいのです。

 自分の不幸になる考え方のクセに気づいて、ストップできるようになれば、イヤな気もち・不幸な気もちを軽く済ませるようになり、幸せに過ごしやすくなるでしょう。

 「最大の敵は自分(の考え方(のクセ・習慣))」なのです。



   

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