しあわせ日記

7月27日(水) 人をいい気分にさせる

 『小さいことにくよくよするな!3』(R・カールソン)より

 自分がいい気分になりたかったら、人をいい気分にしてあげること! じつに単純明快。単純すぎるから私たちはつい忘れてしまう。
 私はこれを仕事に生かすようにしているが、その効果はほとんどパーフェクト。人を喜ばせようとちょっと心がけただけで、こちらの気分もいいし、一日が楽しい。人生のいちばんすばらしいものは「物」ではなく、親切や思いやりを行動に表すときにもたらされる感情だ。よい行いは必ず自分に返ってくる。これは私の実感だ。
 「人をいい気分にさせれば、自分がいい気分になれる」「人を喜ばせれば、自分もうれしい」「人を幸せにすると、自分が幸せになれる」・・・。
 このようなことを信じられない人もいると思います。

 「なんで自分が人のためにそんなことをしなくてはいけないのか」「そんなのでは自分は幸せになれ(ると思わ)ない」「報われない」「人に気を遣うのは疲れる」「そんなことしたくない」「そんなのは偽善だ」・・・。
 やってみなければわからない、やればわかるのではないでしょうか。

 「自分にはそんなことできない」「実際にどうしたらいいかわからない」「恥ずかしくてできない」「勇気がない」・・・。
 はじめはうまくできないかもしれません。でも、心がけを続け、工夫をしていけば、少しずつできるようなっていけると思います。

 無理をしてまですることはない、と思います。
  自分がしたいと思う相手にだけすればいいのです。
  今自分にできることがあればすればいいのです。
  ささやかなことでいいのです。
 ちょっと力を抜いて、少しずつ試してみればいいのではないでしょうか。

 「人を幸せにする」ことは、幸せになる方法の一つです。
 他にも幸せになる方法はたくさんあります。
 しなくても、幸せになれると思います。

 でも、「人を幸せにすることが自分の幸せ」と思えるようになると、自分の幸せになる方法が格段に増えます。
 人を幸せにする方法はたくさんあります。一人の人を何度も幸せにすることができます。幸せにしたい人が増えればそれだけ自分の幸せになる方法が増えるのです。

 「人を幸せにする」ことを自分の幸せになる方法のレパートリーに追加し、生活の中で人を愛する幸せを感じられるようになれたらいいのではないでしょうか。



   

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