しあわせ日記

7月14日(木) 人との距離に方程式はない 〜ここち好い人間関係を築くヒント

 PHP8月号の特集は「ここち好い人間関係を築くヒント
               ――距離のとり方のうまい人・へたな人」。
 重松清さん(作家)は、

 人との距離に方程式などありません。心地好い距離だって人によって様々でしょう。結局は経験から学んでいくしかないのです。

 人間関係にノウハウなんてない。現場でしか磨くことができないのです。始めから避けるのではなく、失敗を繰り返せばいい。そして自分に合った距離というものを見つけること。
 人間関係で望む距離は、人それぞれです。
 それぞれが望む距離と現状の距離、これらがすべて一致することは珍しいでしょう。
 いつも自分の望み通りになることを求めるのは、求め過ぎなのかもしれません。
 思い通りにならない関係があっても、ある程度はしかたがないのではないでしょうか。

 とはいえ、自分が望む距離になるように努力するのはいいことだと思います。
 「距離を縮める」ようにするか、「距離を置く」ようにするか、意識してつきあうことがあってもいいと思います。
 そのことに関しては、「人付き合いの距離感について」を参考になさってください。

 もう一つの方法として、「相手に合わせる」というのもあると思います。
 自分が特にこだわらなければ、「成り行きに任せる」というのもいい(おもしろい?)のではないでしょうか。

 人間関係に万能な方法はないのかもしれません。
 自分が実際に経験して、自分なりの距離感とつきあい方を身につけていくことが大事なのでしょう。
 失敗することがあっても、それをいい経験にできればいいのでしょう。

 とはいえ、先人の知恵を借りるのはいいことです。
 「人間関係に関する名言集」などでヒントが見つかるかもしれません。
 たとえば、

  『あらゆる人間関係に役だつ提案を一つあげてくれと言われたら、
    私は真っ先に「いい聞き手になること」と答えるだろう』 カールソン

 いろんなところからヒントを見つけながら、自分に合った人づきあいを自分なりに工夫していけたらいいのではないでしょうか。



   

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