しあわせ日記
4月29日(金) 『生きるヒント』
『生きるヒント』(五木寛之)より
私たちは、よろこびをもって生きたい。それを待っているだけではなく、自分からさがし出すことに慣れなければならない。どんなにつまらないことであってもいい、それをきょう一日の収穫として大事にしたい。<よろこび上手>こそ苦しい世に生きていく知恵なのだ。
この「よろこび上手」という言葉にとても惹かれました。
上手になるためには、(実践)練習が必要なのではないでしょうか。
本を読んだだけでは上達しないでしょう。
上達するための工夫や努力が大切なのだと思います。
『一日に一回、どんなことがあってもよろこぶ。そう決心しました』
『私たちは、まず自己を肯定するところから出発したほうがいいようです。自己を肯定し、自己を認めてやり、自己をはげまし、よろこばせること』
『よろこぶ、というのも一つの習慣じゃないでしょうか』
「よろこび」をそのまま「しあわせ」にかえて、「しあわせ上手」のすすめと読むこともできるでしょう。
『生きるヒント』は、「朝の読書」にはもってこいだと思います。
各章がテーマごとに完結していて、1章は10〜15分ぐらいで読めると思います。
読みやすい文章ですし、幸せになるためのヒントも見つかるでしょう。
その日に、そのことを自分なりにじっくりと考えてみるのもいいのではないでしょうか。