しあわせ日記

3月11日(金) 知りすぎる不幸?

『PHP』4月号の「私の幸福論」は喜多郎さん。
 いろんな世界を知りすぎると、人は自分の世界に疑問をもち始めます。そこに比較が生まれるからです。比較をすることで他の世界に嫉妬したり、自分の境遇を嘆いたりする。挙句は自分も世の中も信じられなくなってしまう。知りすぎることの不幸。今の日本人に蔓延しているのはそれかもしれません。
“知りすぎる不幸”というのも確かにありそうそうです。
「隣の芝生は青く見える(隣の花は赤い)」など言われますが、
 まわりの人の幸せを目にすると、
 「それに比べて自分は・・・」などと思ってしまいがちです。

比較は不幸になる考え方です。
それに気づいて、「不幸になる考え方はストップしよう」
 と考えられるようになれればいいのですが。

今はテレビなどで世界のいろんな人の情報が入ってきます。
ドラマや映画の主人公のような
 あこがれ生活を目にすることもあるでしょう。

「みんな幸せなのに、どうして自分だけが不幸なんだろう」
 などと思ってしまう人もいそうです。
心が落ちついている時なら「そんなことない」ってわかっても、
 落ち込んだ時などに、ふと思ってしまうのかもしれません。

知らなければ不幸にならないこともけっこうあります。

「知る」ことで、自分の夢や目標を見つけて、
 それに向かって努力すれば、幸せになりやすいでしょう。
「知る」ことで、人と自分の違いを知り、
 「自分の幸せ」「自分らしさ」を大切にできたらいいでしょう。

知ったことをどのように受けとめ、
 どう考えていくかが大事なのではないでしょうか。



   

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