今週(6月第3週)の人生相談
    「悪癖がやめられない」

 飲酒・喫煙、ギャンブル・ゲーム、性的行為、過食・拒食、浪費、など、自分でやめたいと考えていても、やめられずに悩む人がいます。それこそ、「わかっちゃいるけどやめられない」です。
 今週の人生相談として「悪癖をやめられない」について2回にわけて考えていこうと思います。

その1 どうしてそういうことをしてしまうのか
 人生相談のスクラップの中から、本人が言う理由をピックアップしてみた。
・ イライラ、ストレス、おもしろくないことがあった。
・ 淋しかったから、孤独に耐えられない。
・ (なんとなく)不安でしょうがない。
・ ヒマだから、何か刺激がほしい。
・ 家庭に居場所がない、やすらげない。
・ 彼(女)がいない、受け入れてくれる人がいない。
・ 性格だから、クセだから、自分は弱いから。
・ 過去に××があったから、××な育ち方をしたから。
 他にも様々な理由があると思います。

 自分が悪いクセをやめたいと思っている人は、まだ救いようがあります。世の中にはそういうことをしても平気で暮らしている人も多いのです。しかし、やめたいと考える人は、そのことで悩み、つらい思いもします。

 実際には、悪癖と考えられることも程度問題です。本来、ストレス解消になるようなことです。幸せに生活するためにうまく利用できればいいのですが。
 しかし、生活に支障があるようでは困ります。

その2 どうしたら悩まないですむか
 次のようなことを考えてみました。
1.一般的な対策
(1)気にしすぎない
 もし、人に迷惑をかけたり、身体を壊したり、経済的に破綻したり、仕事や勉強がまったく手につかないなどの大きな問題がなければ、あまり気にしすぎないことです。自分だけが気にしなければ何も問題のないことで悩む人もいます。少なくともそのことで、自分を責めたり、自分を見放さないことです。
「そのままでもいいよ」と自分に言ってあげることでラクになれることもあります。
(2)すぐに完全にやめようとしない
 少しずつ、時間や回数や量を減らすようにする。ある程度まで減ったら、そこで良しとしてもいいのではないか。
(3)人に相談する
 自分ひとりで悩まずに、人に相談し、話を聞いてもらったり、協力してもらったりする。深刻な状況なら、専門家や専門の協力団体への相談も考える。

2.やめられない理由から考えた対策
 その1で挙げたやめられない理由から、考えた対策は次のものです。
(1)感情・考えをコントロールできるようになる
 日常生活の中で起こることに対して、どのような考え方をし、どのように感じるかをうまくコントロールできるようになれば、悪癖の元となるストレスや逃げ出したくなる感情を生まずにすみます。
 その方法については、今月の人生相談の「自分の感情がコントロールできない」と「自分の考えがコントロールできない」で考えました。また、うまくストレス解消をする自分なりの方法を持つことも役に立ちます。
(2)やりたいことを探して、やる
 やめたいと思っている悪癖をやる時間があるなら、やりたいことをやればいい、という考え方です。
 自分のやりたいことに夢中になっていれば、悪癖をしなくてすみます。
 やりたいことでいいのは、夢や目標のようなものがあることです。夢があればワクワクできます。目標を持って前進している時には充実感を得ることができます。
 夢の実現のためには時間がかかります。それだけ悪癖に耽ける時間はなくなります。それよりも、自分の人生を豊かで幸せなものにできると思います。
 やりたいことがないなら、見つかるまで一生懸命に夢中になって探す。
(3)よい人間関係をつくる
 人間関係がうまくいかないために、悪癖にはしる人も多い。
 よい人間関係をつくる1つの方法は、新たないい出会いを求めて行動することです。自分に合う人が必ずいます。その人との出会いを待っているだけでなく、自分から出会いを求めて行動したほうが出会える可能性は高くなります。
 もう1つの方法は、自分のまわりの人との関係をよくすることです。「親との問題」は5月の人生相談で扱いました。一般的な「人間関係がうまくいかない」という問題を7月の人生相談で扱う予定です。

3.幸せに暮らすように心がける
 悪癖にはしってしまう根本的な原因は、幸せに暮らしていないから、と言うことができます。幸せに暮らすことができていれば、自分でやめたいと思うようなことをしたくなることもないと思います。
 幸せに暮らせるようになるためには、幸せに暮らそうという意識と、そのための努力が必要です。幸せに暮らすための(努力の)方法は、「幸せになる方法」実践講座を参考にしてください。


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