第8講 幸せになる考え方ができるようになるために
3 得意の幸せになる考え方をもつ

 自分の不幸になる考え方に気づけても、はじめはすぐに幸せになる考え方を思いつかないかもしれません。

 そういう時には、とりあえず、「不幸になる考え方は一旦やめて、幸せになる考え方を心がけよう」と考えることができれば、それだけで少しは心が落ちつくでしょう。

 少し落ちついてからなら、「今できる幸せになる考え方は?」と考えれば、少しは思いつきやすいでしょう。
 また、緊急性がない事の場合には、「あとで考えよう」「今は、他に考えたほうがいいこと・やったほうがいいことがあるのではないか?」と考えて、考えを切り替えることができればいいでしょう。

 あとでひとりになった時に、「ああいう時にはどう考えたらいいのだろう?」と落ちついて考えてみれば、幸せになる考え方を思いつきやすいでしょう。
 幸せになる考え方には、いろんな考え方があります。よく使う考え方をいくつか覚えれば、すぐに思いつくようになれるでしょう。

 また、「悩みのヒント」や「幸せになる考え方」を探してみれば、自分の問題を考えるヒントや幸せになる考え方の例が見つかるのではないでしょうか。
 その際に、「この考えは私には合わない」ということもあるでしょうが、「私ならこう考える」のように自分なりの幸せになる考え方を見つけられたら、と思います。

 自分がしやすい不幸になる考え方のパターンは限られていると思います。いくつかのパターンを繰り返していることが多いでしょう。
 よくしてしまう不幸になる考え方に対する、自分の得意な幸せになる考え方をもつことができれば、多くの時に役立ち、気分よく過ごすために役立つでしょう。


   

幸せになる考え方の身につけ方

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