幸せになる考えを選択する練習
ここでは、幸せになる考えを選択する方法を説明します。
他人の持つ問題、自分の過去の問題、自分の今の問題などの人生における選択の問題について練習してみてください。
1.考えられる答えを挙げる。
答えの評価はしないで、いろいろな答えを考え出す。
何もしないという答えがあるかどうかも検討する。
2.それぞれについて、その答えのうまくいく確率を予想する。
だいたいの自分の感じでいい。100%不可能なことは答えから消す。
3.それぞれについて、選択したことによって得られる幸せと不幸を挙げる。
幸せなことは、自分がやりたいことをやれる喜びなどです。
不幸なことは、他にできないことが発生する、不幸になる人がいるなど。
4.それぞれについて、最高の結果の幸せと、最悪の結果の不幸を考える。
最高の結果の幸せが大きいことが重要です。
最悪の結果の不幸を受け入れられるかが問題です。
5.挙げられた不幸の中で絶対に自分が受け入れられない不幸を持つ答えを消す。
自分が受け入れられないことは確かにあります。
人間としてしてはならないこと、自分の生き方に反することなどです。
6.残った答えの中で、自分が一番幸せになれると思うものを選択する。
うまくいく確率と最高の結果の幸せの大きさをおもに考える。
選択したことによる幸せが大きければ確率が低くても選択できる。
受け入れられる不幸が多くなれば選択の自由が増します。「幸せになる方法」を身につけ、一時の不幸を人生という長い目で見れば、受け入れられる不幸は多くなります。
失敗を恐れて何もしないより、成功・失敗どちらでもいいから経験することの方が大事なことがよくあります。そのために、やれる幸せを重視し、悪い結果の可能性を受け入れることで、勇気を持ってやりたいことをやる選択をしてみよう。
問題を頭の中だけで考えていると堂々巡りになってしまうことがよくあります。紙に書いて整理してみれば、考えがスッキリし、むだな時間を使って悩むことも減ります。また、一度答えを出した問題には、もう、悩まされなくてよくなります。
問題を考える時は、時間を決めて、その中だけで一生懸命に考えよう。