相手の幸せを考える
幸せにしたい人がどうしたら幸せになれるかを考えよう。
相手の身になって考えよう。自分が相手の立場になったつもりで考えよう。人間が人からしてもらって幸せになることを考えよう。自分がしてほしいことを考えよう。
ただし、自分にできることを考えよう。愛し方は人それぞれです。
また、相手によっても変わります。相手の性格とその時の相手の状況に合った方法を選択しよう。まずは、相手の存在に感謝しよう。相手がしてくれたことに感謝しよう。それに報いるにはどうしたら良いかを考えよう。
相手の話をよく聞いてみよう。
自分の考えを押しつけるだけでなく、相手の考えを受け入れ、理解した上で、相手の幸せを考えよう。相手を受け入れることは大事なことです。人は自分の話を聞いてほしいのです。
しかし、頭から批判はされたくないのです。いつでも自分の味方をしてくれる人を欲しているのです。相手に対して、そういう存在になることも人を幸せにすることです。
そして、相手が今困っていることや苦しんでいることを共に感じ、相手のために自分に何ができるかを考えよう。
時には相手を黙って見守ることも大切なことがあります。相手が自力で努力をしているのを応援し、見守り、本当に困っているときには助け、相手が幸せになればそれを祝福してあげる。このようなことが良い場合もあります。
たとえば、親と子の関係では、子供が成長すれば独立します。親も子も、それぞれの生活とその幸せがあります。互いに個を尊重し、見守り、どちらかが困っているときは力の限りに助け、相手が幸せになってくれることを望みつつ、自分は自分が幸せになるように生きる。このような関係も素晴らしい愛なのです。もちろん、互いに望めば、一緒に生活し、相手を幸せにする行為を積み重ねることも素晴らしいことです。
相手の幸せを考える上で相手の成長を考えることも大事です。ただ与えるだけで相手を甘やかせるのは相手のためにはなりません。時には叱り、時には突き放すことも必要です。
親しくなればなるほど、相手のためを考え、ときには忠告をしたり、意見を言ってあげよう。相手が間違っていると思えば、正直にそれを伝えよう。相手は腹をたてたりしないで、きっとわかってくれます。そう信じよう。それが相手の将来の幸せのためです。
相手と一緒にいるときに、相手の幸せを考えることは当然ですが、相手と離れている時間に、どれだけ相手を幸せにすることを考えられるかが実は大きいのです。