共有の将来の幸せを持つ
愛のある人間関係には、共有の将来の幸せがあることが大切です。互いに幸せになれる同じ目的を持ってつき合っていけることが重要です。共有の目的があれば、その人間関係は進行しやすく、強いものになります。最初の目的は、互いの人間関係を良くすることや深めることでもいいのです。
何より一緒に幸せになることをするのが望ましい人間関係です。共に幸せになることを提案しよう。相手からの申し出を待っているだけでなく、自分から相手に誘いかけよう。どちらが言い出したかは大した問題ではありません。いずれ忘れてしまうことです。
互いの成長を目的とする関係も共有の将来の幸せを含んでいます。仲間として励まし合ったり協力し合えたり、ライバルとして刺激し合えるような人間関係は大切です。そのような互いに高め合えるような人との出会いは、人生の中で貴重なものです。互いに幸せになるように協力し合える人間関係を大事にしよう。
共有の夢と言えるものが持てることは、その人間関係における将来の幸せの可能性を示します。ひとつの夢に向かって協力することは幸せなことであり、将来性のある人間関係と言うことができます。そのためにも共有の夢を創りあげよう。一方がもうひとりの夢に同調するのもいいことです。人の夢に同調すればそれが自分の夢になります。しかし、もし相手の夢が自分の夢とはならなくても、相手の夢を尊重しよう。応援しよう。相手の夢が実現したら祝福しよう。それが愛するということです。
互いの将来の幸せについて語り合える。互いの幸せに向かって励まし合える。そういう人間関係を作ろう。ひとりでは弱い人間も、夢を語り合え、励まし合える人がいれば、頑張ることができます。大きな目標を明確に持ち、努力することができます。簡単にはくじけないですみます。
人は時には、憎しみ合ったり、傷つけ合ったり、相手の足を引っ張ったりしてしまいます。また、自分の都合だけで無意識に相手を束縛したりして、相手の夢の実現や成長の邪魔をしてしまうこともあります。これらは、すべて相手と自分の将来の幸せについてを考えていないことから起ります。
時には、相手と自分の将来の幸せについてよく考えてみよう。それができるのが本当の愛です。