子供の可能性を信じてあげる
子育てで大事なことの一つに、「子供の可能性を信じてあげる」ことがあると思います。
子供にはいろんな可能性があるのです。
現在子供に何か問題があったとしても、それで子供とその将来を決めつけるようなことはしないようにしたほうがいいと思います。
たとえば、「今は××だけど、いつかは○○」や「ここは××だけど、他に○○がある(はず)」のように考えてあげられたら、と思います。
最近、希望をもてない子供が多くなっているような気がします。それにはいろんな要因があるのだと思いますが、親の影響はいちばん大きいと思います。
親が子供の将来(の幸せ)に希望をもてないようでは、子供も希望をもつことは難しいのではないでしょうか。
その前に、親自身が希望をもって生きられていないのかもしれません。将来を悲観的に考えてばかりいたり、すぐに何かをあきらめてしまうような親の姿を見て育った子供は、やはり希望をもちにくいのではないでしょうか。
親が子供の可能性を信じられれば、子供の今後についての考え方も違ってきますし、子供に希望を与えることもできるのではないでしょうか。
子供が一時的に悪い方向に行ってしまったとしても、親が見放さずにいずれいい方向に行くことを信じていてくれたら、それが立ち直る心の支えになることもあります。
親が信じてくれないと、誰も信じてくれないと思うようになってしまうのではないでしょうか。
人をまったく信じられなくなってしまうと、生きるのがつらくなってしまうでしょう。
人間にはいろんな可能性や変わる可能性があります。
子供の可能性を信じ続けてあげることが、子供の可能性を引き出すことにつながるのではないかと思うのです。