人の役に立てる喜びを

 子供には、人の役に立てる喜びを知ってほしいと思います。
 人の役に立てるのはとても幸せなことだと、私は実感しています。
 人から感謝される喜びは大きいものです。
 人の役に立てることは、自分の存在価値にもつながるものです。

 自分の子供に人の役に立てる喜びを感じさせてあげるためには、まずは家庭内で子供にできる、家族の役に立つことをやらせてあげることです。自分がやってしまったほうが、早く、うまくできることでも、子供にやってもらえばいいのです。
 他にも、いろんな人のいろんな役に立てる方法があると思います。

 そして、子供が人の役に立つことをした時には、「ありがとう」「うれしい」「よくできた」「えらい」「助かる」「いてくれてよかった」などと言ってあげてください。
 このような言葉は、子供の心を育てるのに役立つと思います。

 人の役に立つことを、人に強制されてやったり、「いい子」を演じるためにやるのではなく、自分の喜びとしてやれるようになれたら、と思います。
 人を幸せにすることが自分の幸せと、心から思える人は幸せになれる人です。
 そう素直に思えるようになるためには、子供の頃に人の役に立てる喜びを実感させてあげるのがいいと思うのです。



   

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