思い通りにならない−イライラ
子育ての中ではイライラしてしまうことも多いでしょう。
イライラしてしまうのは、「自分の思い通りにならないから」ではないでしょうか。
そもそも子供(特に、幼い頃)は親の思い通りには動いてくれませんから、ついイライラしてしまいます。
子育てのイライラは、他にもいろいろありそうです。
しつけや発育が思い通りにいかないイライラ、自分が思うように子育てができないイライラ、まわりの人(配偶者、親など)に対する不満、自分の今の生活に対する苛立ちなどもあると思います。
そういう様々なイライラがたまっている時に、子供の「我がまま」な言動を目の当たりにすると、イライラが爆発してしまうのではないでしょうか。
自分のイライラを子供に当たってしまうのでは、子供がかわいそうです。
子供の言動にイライラしそうな時には、子供が思い通りに動いてくれないのは「当たり前」と考え、心の中で「ヨシヨシ(ハオハオ)」と言いながら、イライラの感情を抑えることができたら、と思います。
そして、「こういう××の時(所)もあるけど、でもかわいい」と考えることができれば、イライラもおさまるのではないでしょうか。××(ハオハオ)な所を考えたら、いっしょに「でもかわいい」のような○○(好好)な所を考えるのがいいのです。
また、ちょっとぐらい思い通りにならないことがあってもイライラしないように、少し力を抜いて、「まぁいいか(ハオハオ)」と考えるクセをつけてはいかがでしょうか。
もう一つは、ふだんから子供に「やさしい気もち」で接することを心がけられたら、と思います。やさしい気もちがあれば、イライラもしにくいはずです。
人に対する自分の「やさしい気もち」は心地いいものです。(なかなか難しいのですが)
自分の子供に対しては「やさしい気もち」になりやすいと思います。人にやさしい気もちで接するいい練習になると思います。
子育ての中でちょっとぐらいイライラしてしまうことがあるのはしかたがないと思います。そういうイライラをためないように生活することが大切です。