幸せにしたい人 幸せにできそうな人

 幸せにしたい人というと、自分が好きな人/愛する人/大切な人を想い浮かべるでしょう。
 幸せにできそうな人を幸せにしたい人にするという選択の方法もあります。
 見返りを期待しない「無償の愛でいい」と思えればいいのですが、やっぱり相手が喜んでくれた/相手の役に立てた/相手を幸せにできたと思えたほうが、自分もうれしいし幸せを感じられます。
 幸せにできそうな人は、自分が幸せを感じられそうな相手でもあるのです。

 どういう人が幸せにできそうな人でしょうか。
 愛を欲している人、助けを求めている人、困っている人、問題を抱えている人、(何らかの)弱者、・・・。
 自分に好意をもっている(もってくれそうな)人、自分と仲良くなれそうな人、自分に助けを求めている、自分に対して愛をもっている人、・・・。
 自分の好きなことや特技や能力を活かせる相手、自分の経験を活かせる相手、相手の不満を自分が満たすことができそうな人、・・・。

 自分が幸せにしたいと思っても、自分にとって遠い存在の人だったり、すでに満たされている人だったり、相手を喜ばすことが自分にはできないような場合には、何もできません。しいて言えば、陰ながら応援したり相手の幸せを祈るしかできないのかもしれません。無理に何かしたら、それこそ大きなお世話やありがた迷惑やストーカー行為になってしまいます。たとえば、キムタクや松嶋菜々子が好きでも、遠い存在だし、相手には満たされた家庭や仕事があり、自分が幸せにできそうもありません。これは極端な例ですが、もっと身近な相手でもそういう対象の人がいるということです。

 自分が幸せにできそうもない人を愛そうとすると、自分がつらくなるほうが多いと思います。自分が幸せにできそうな人を幸せにしたい人に選べば、自分が幸せになりやすいのではないでしょうか。
 もちろん、好きな人や大切な人を幸せにしたい人にするのが第一ですが、それで自分が幸せになることが難しかったり、もっと愛の対象を広げようと思うのなら、自分が幸せにできそうな人を探してみるのも1つの方法ということです。



   

愛について・目次

ホームページ