愛が報われない時

 人を幸せにしたいと思ってやっていることがなかなか相手に伝わらない時、悲しくなったりつらくなったりしてしまうことがあるのではないでしょうか。相手に不満を抱いてしまったり、自分の力のなさに落ち込んでしまうかもしれません。
 そういう時には、どうしたらいいのでしょうか?

 いつまでも落ち込んでいてもしかたがありません。
 その相手を幸せにすることを続けるか、他の人を幸せにすることを考えるか、どちらかだと思います。

 「続ければ、いつか愛は報われる」と思えるのなら、もしくは「その相手を幸せにしたい」という思いがまだ強ければ、続けたほうがいいでしょう。さらに相手の幸せをよく考え、今までにしてきたことの中で感じたことを今後のヒントにできればいいでしょう。

 自分がいくら尽くしても報いてくれそうもない人もいます。そういう人にいつまでも自分の時間とパワーを使うより、他の人や他の事に使ったほうがいいのではないでしょうか。他に幸せにしたい人を見つけたほうがいいのかもしれません。

 「愛が報いられない」からと、すべての愛をあきらめてしまわないほうがいいと思います。それでは、愛(人を幸せに)することで自分が幸せになるというたくさんの幸せを得られなくなってしまいます。(もちろん、幸せになる方法は「愛」以外にもたくさんあるのですが)

 結局、「愛はいつかは報われる」と信じて続けるしかないと思うのです。
 それが同じ相手か他の相手かは、自分の判断しだいです。「いつかきっと相手に愛が伝わるはず」と信じるか、「どこかにきっと自分の愛を受け入れてくれる人がいるはず」と信じるかです。
 とにかく、愛し続け、愛する(人を幸せにする)能力を磨いていくことだと思います。



   

愛について・目次

ホームページ