しあわせ日記
3月11日(水) 停電の日
きょうは、午前中9時半から11時までの間に停電があるという。ビル内の電気設備点検のため。
電気がないとすごく困ります。電気製品が使えるおかげで、助かり・便利で・快適に・楽しんで暮らせます。電気があることは幸せなことです。
9時すぎに外出。税務署へ確定申告書と青色申告書を提出に行きました。
停電の予定を知った時に、きょう行こうと決め、先週から少しずつ帳簿と申告書の作成をしてきました。予定通りです。
外は、いい天気。少し風は冷たかったが、気もちがいい。
相模原の駅から20分歩いて税務署へ。自分で申告するのは、もう12回め。すんなりと済む。
帰りに去年見つけた古本屋さんに寄り、4冊買う。ついでに駅のそばで、ソックスを買う。
そういえば最近は朝と夕方に出歩くだけで、昼間外出することはあまりなかった。昼間の散歩も、それなりにいい。
去年の日記を読むと、ちょうど同じ3月11日に申告に行っていました。
4月から新しい仕事を始める予定です。さて、来年の今ごろはどんな確定申告をするのでしょう。
土田和歌子さん、松江美季さん、武田豊さん
金メダルおめでとう!
3月12日(木) 脳研究
きょうの読売新聞夕刊に、「科学物質を捕らえる 病む心いやす手掛りに」という記事が載っていました。
脳の神経細胞と神経伝達物質などの化学物質の研究が進んでいる。
ストレス社会を反映して、心の病は増えている。
「精神現象の背景には必ず物質がある。その理解が適切な治療につながる」
(都立精神医学総合研究所・山本健一副所長)
心が病む時代、脳研究の意義は一層増している。
確かに、私たちの気分は脳内化学物質の分布によって決まるのかもしれません。
薬によって心の病に対処できることもあるのでしょう。
最近プロザック(幸せになれる薬・抗うつ剤)が、輸入されたり、使用している医師がいる、とテレビのニュース番組でやっていました。
薬で症状を押えることはできるのかもしれません。でも、病気になる根本的な原因に対処しないと、再発する可能性が高いと思います。
心の病の根本的な原因は、その人の考え方がいちばん多いと思います。人の考え方は習慣化しています。条件反射的にパターン化されていたり、クセになっていたりします。
不幸になる考え方で、精神的に疲れはてたり、感情を爆発させてしまったり、悪感情から悪事を考えてしまったり、イヤな気分を紛らわすために悪癖にはしってしまったりします。
幸せになる考え方を心がけることが、心を健康に保つ最良の方法であり、幸せに暮らす方法でもあります。不幸になる(イヤな感じがする)考えを続けないようにし、幸せになる考え方を心がけましょう。
脳の物質的研究は専門家にまかせ、私たちは自分の脳の精神的な研究・改善をしましょう。
3月13日(金) 幸せの話
きょうは夕方、新しい仕事の話をするために某社に行く。
"とこや"に寄ってから、紺のスーツにネクタイをして出かける。どう見てもお堅いビジネスマン。ここ数年ネクタイをするのは冠婚葬祭以外はなかった。
私はホームページ以外では、"幸せ"の話はめったにしません。友達は、私が本を出したりホームページをやっていることは知っていますが、その内容について話すことはあまりありません。
私の"幸せオタク"は、このホームページと私の心の中だけです。
きょうは仕事の話である人とはじめて会ったのですが、なんとなく話のなりゆきで"幸せ"の話をしてしまいました。幸せについて考えている方で、かつ聞き上手なのだと思います。
打ち合せが終わってからいっしょに飲んだのですが、初対面にしてはいろんな話をしてしまいました。おかげで町田に着いた時、横浜線の改札前のシャッターがガラガラと降りている最中でした。今夜も事務所に泊まります。
また新たな出会いがあって、楽しい時間を過ごせました。
志鷹昌浩さん、金メダルおめでとう!
3月14日(土) 人がやらないことをやる
長野パラリンピック閉幕。なかなかの盛り上りでした。日本の金メダルは12個(金銀銅合わせて41個)。
中には「競技人口が少ないから」と言う人がいるらしいですが、競技を見たり・選手のことを知ったり・結果を耳にして、感動できたり・よろこべたりした人は、素直にそれだけでいいのではないでしょうか。
私はそういうことを感じられたし、最近では数少ない明るいニュースを提供してくれて、とてもよかったと思います。
競技人口が少ないということは、"人がやらないことをやる"と考えられます。人がやらないことをやるということは、成功への1つの方法です。
多くの人が目指すものは、それだけ競争が激しく、自分が成功する可能性は低くなります。(それを覚悟してあえてチャレンジすることも、また1つの選択としていいと思います)
長野パラリンピックといういいチャンスに、チャレンジした人はそれぞれにいい経験ができたと思います。自分を輝かせたり、人に勇気や感動を与えられたと思えたら、すごく幸せだと思います。
"何かにチャレンジする"ということは、素晴らしいことだと思います。
"人がやらないことをやる"ということは、1つの幸せになる考え方だと思います。
3月15日(日) 十代裁判
今夜の「NHKスペシャル」(NHKテレビ)は、「少年法廷〜犯罪と闘うアメリカ」。
十代裁判(teen court)。少年の起こした軽い事件を扱う。
判事以外は、すべて十代。弁護人も検事も陪審員も。もちろん被告も。弁護人と判事は、研修と試験を受けて資格を得た人。陪審員は、ボランティアと義務(処罰=後出)。
有罪の場合には処罰が課せられる。社会奉仕?時間(ボランティアなどを自分で選択)、反省文、陪審員義務?回(他の十代裁判に参加)。処罰を期限内に遂行すると、警察の犯罪記録は抹消される。
番組では、ある十代裁判をドキュメント。家庭内での障害事件。娘の暴言に怒った母親が娘の部屋に押し入ろうとし、娘があわててドアを閉めた時に、母親が手にケガ。母親は警察を呼んだ。(アメリカでは家庭内暴力でも警察を呼べる)
弁護人は被告の少女に会い、検事は母親に会い、それぞれに話を聞く。
法廷では、判事を前に9人の陪審員を背後に、検事が有罪を説明し、弁護人は無罪を主張。
その後、陪審員が別室で15分間審議。全員一致で無罪。
法廷に戻り、審議結果を発表。
判事は、判決が妥当なものと認め、結審。
これはお遊びではありません。犯罪が多発する厳罰主義のアメリカで、罪を犯した少年を更正させ、少年犯罪を減らすために、1983年から始まったそうです。
少年と言えども罪は罪。責任は本人にある。日本と違い、未青年でも刑罰を受ける国々はあります。
十代裁判はアメリカらしい制度という感じがします。よく考えられたシステムという気もします。
刑罰の内容はいいと思います。陪審員の経験は、立場を変えて考える・罪と罰について話し合うなど、有意義だと思います。
今の日本ではこういうことは考えられませんが、子どもたちが自分で考えるということが大切だと思います。罪と罰だけでなく、自分の幸せについてもよく考えてほしいと思います。
3月16日(月) ポジティブ・シンキング
今夜の「TVタックル」(テレビ朝日)の中の「北野博物館」のコーナー、ゲストはアメリカ大リーグ(ニューヨーク・メッツ?)のトレーニング・コーチ立花龍司さん。
メンタルトレーニングの第一歩として「象」を説明する。
「象のことをぜったいにイメージしないでください。
スタート ・・・ ストップ」
これをやってもらうと、100人中80人くらいは、イメージしてしまった、と答えるという。
番組の中で試したビートたけしさんは、「象をイメージしないように、金魚をイメージした」と言う。
立花さんの説明。「××してはいけない」と思ってもついしてしまう。「○○しよう」と思うと、××しないことができる。「高目の球を打っちゃいけない」より「低目の球をねらえ」のようなほうがいい。
ネガティブ・シンキングより、ポジティブ・シンキング。
「気にしちゃいけない」「そんなことを考えちゃいけない」「怒っちゃいけない」「食べてはいけない」「落ち込んじゃいけない」などは、よくないのでしょう。
「楽しいことを考えよう」「やりたいことをやろう」「人の幸せを考えよう」「じっとしていないで動いてみよう」「ハオハオと言おう」などが、いいんじゃないでしょうか。
私は、ハッピー・シンキング
追記:
今これを書いている時、つけっぱなしのテレビでは、「ニュースステーション」に長野パラリンピックの選手が出ています。
アルペンスキーの丸山直也さん(15歳)に、司会の久米宏さんが最近の少年犯罪とナイフ所持について質問。それに答えて丸山さん。
「まずちょっと自分を見たほうがいいかもしれませんね」
丸山さんは、終始笑顔でさわやか、カッコいい、素晴らしい。
強い人だな、私も頑張ろう、って思いました。
3月17日(火) 「生きていてよかった」
夕方、外出したら、風が冷たい。先週末は春のように温かかったのに、冬に逆戻り。"三寒四温"というヤツでしょうか。三寒四温って、三月は寒くて四月は温かい、という意味ではありませんよ。
そんなこと考えたのはオマエだけだよ!
「生きていてよかった」(相田みつを・ダイヤモンド社)を買ってしまいました。先日立ち読みをした時には、自分が持っている本と同じ作品がいくつかあったので、買いませんでした。きょうは、自分が知らないいい作品に感動して、買ってしまいました。
相田みつをさんの作品は、今月の読書ノート他、このホームページの中で多数引用させていただいています。(相田さんの作品はその書を観たほうがいいですよ)
とても感謝しております。ついでにここでも、「生きていてよかった」より。
感動いっぱい
人間が生きるということは
毎日何かに感動し、感激して
ゆくことだと私は思います。
(中略)
感動、感激にかねはかかりません。
一生悟れなくてもいいから
感動いっぱい、感激いっぱいの
いのちを生きたいと思います。
私も、そう生きたい、そう生きられる自分になりたい、と思います。
相田みつをさんの作品を読むと、感動いっぱい、生きていてよかった、と思えます。
3月18日(水) オタク
昨夜放送の「オモシロ学問人生」(NHKテレビ)をビデオでみる。テーマは、「オタク」。ゲストは、東大講師・岡田斗司夫さん(オタク文化論)。
オタクの第1世代は、昭和31年生まれ以降という。
(私は、オタクのはしり?)
ファンとマニアとオタクは違うという。ファンは主観的で、マニアは客観的。オタクは主観性と客観性の両面を持っている。"好き"という強い気もちと、それを好きな自分はちょっと…という気もちが同居する。
(私は、"幸せ"超好き、そんな自分はちょっとあやしいかも、なんて思う)
ビデオデッキの登場がオタクを進化させたという。(1)作品の制作過程まで分析する(2)幅広い知識で作品を分析する。(1)の厳しい目と(2)の幅広い目が必要という。
(私は現に、今もビデオデッキを操作しながら、メモをとり、日記を書く。
私は、細かい幸せまで探そうとする。そして、いろいろなものからたくさんの幸せを見つけようとする。時に深く、時に幅広く)
岡田さんは、「オタクを全員がやるのはしんどい。だからふつうの人はオタクの人に聞けばいい」と言う。
(ハオハオ・そうだそうだ)
みんなが幸せオタクになるのはよさそうだが、ふつうの人はそこまでするのはたいへん。だから、"幸せオタク"の私に聞けばいいのだ。
(ウーン、きょうはきれいにまとまった。(好!好!))
3月19日(木) バスケット
昨夜放送の「ドキュメンタリー人間劇場」(テレビ東京)は、所沢ブロンコスという日本初の市民バスケットチームの話。
私は、1年前のドキュメント番組もみて、結成からの苦労と挫折を知っているので、今回の話もとっても良かった。
私は、バスケットボールが大好きです。私の大きな幸せになる方法の1つです。
私は、今月でバスケットを30年続けたことになりますが、ぜんぜんあきません。
バスケットは、いちばん点数が入るスポーツじゃないかなぁ。プレーしている5人すべてに得点のチャンスがあります。1試合に全員得点ということもあります。練習だったら、ほぼ全員が得点できます。
自分が得点できたら、うれしいに決まっています。他にもプレーをしていて喜べることがたくさんあります。
バスケットは、それだけ喜べるチャンスが多いスポーツだと思います。
バスケットボールは、漢字で書くと"篭球"、読み方は"ロウキュウ"です。
フクロウは、"福篭"と書き、幸せのシンボルになっている、という話があるそうです。
I am a happy basket
私の大好きなもの2つです
私は、好きなバスケットを、好きな仲間とできるだけ続けていきたいと思っています。
「好きなことのある幸せ」
これは、昨夜の「心を贈る絵手紙入門」(NHK教育テレビ)の中で、小池邦夫先生が書いたお言葉です。
3月20日(金) 中学生に感心
今朝の「生活ほっとモーニング」(NHKテレビ)は、「今中学生は?」。中学生へのインタビューを基に番組が作成されていました。
最初は、先生や親に対する不満の意見が多かった。そのうちに、「わかってもらいたい」「認めてほしい」「自分を見てほしい」「ほめてほしい」などの本音が出てくる。
自分でそれがわかっている人は、わからずに苦しんでいる人よりもいいような気がします。
最後に、「自分たちは、どうしたらいいと思いますか?」の質問に。
「自分でいろいろな方向から考えてみる」「自分の意志をもつ」「やりたいことをやる」「自分に自信をもてるような楽しいことをやる」「自分のできることに熱中する」「自分で自分をほめてあげるのもいい」「暗い方向に考えないで、明るい方向に考える」「ひとりひとりが心を広くもって、安心して暮らせる社会になればいい」「10年後のボクたちに期待してください」
みんな、いいことを言うなぁ、と感心してしまいました。
中学生だって、いいことをたくさん考えられます。きっと小学生でも。みんな自分で考えて生きているひとりの人間なのだと思います。少年たちの声にもっと耳を傾けることが大切なのだと思います。
こういう素晴らしい答が出てきたのは、質問がよかったのだと思います。
「で、自分はどうしたらいいと思うか?」
不平不満を口にしたり・嘆くだけで終わらずに、「で、自分は?」と考えてみることが自分を育てるいい方法だと思います。