しあわせ日記
4月11日(日)幸せを味わうには
幸せを味わえるのは、「今、ここ」だけです。
幸せを味わえる対象は、今ここにあるもの、自分が今やっていること、自分が今持っているもの、自分のまわりにいる人、自分が今心に感じられるもの、・・・。
今を幸せに過ごすこと、毎日を幸せに暮らすことが大切です。そのことを心がけて生活する習慣が一番の幸せになる方法なのではないかと思います。
自分が持っている幸せ、小さな幸せをバカにする人は、たくさんの幸せを感じられなくなってしまいます。
すごい幸せはそんなにあるものではありません。それだけを幸せと考えていたら、幸せを感じらる時はごくわずかになってしまいます。
○○が得られなければ、○○が変わらなければ、○○が叶わなければ幸せになれない、などと思っていたら、なかなか幸せにはなれません。
幸せには、大きな幸せも小さな幸せも、中くらいの幸せもあると思います。
私は、「幸せな人生」をこんなふうに考えます。
「日々小さな幸せをいくつも感じ、時々中くらいの幸せを感じ、
たまに大きな幸せを感じられる可能性がある人生」
だから、常に夢や目標を持ち、人の幸せを考え、毎日を幸せに暮らそうと心がけています。
私も小さな幸せだけではイヤな人間です。でも、日々の幸せを味わうことは、幸せになるために大切にしなければならないと思っています。
4月12日(月)性格? クセ?
人間は不幸になる考え方をしてしまうものです。
私は、ほとんどの不幸になる考え方は「習慣」だと思っています。
多くの人は、不幸になる考え方をしてしまうのは「性格」だと考えます。そして、性格は「変わらない」と信じています。
不幸になる考え方は変えられない「自分の性格だから」と信じていたら、きっと変わらないでしょう、ずっと、一生。それでいいのでしょうか?
私は、「私には、こういう時にイヤな気持ちになるクセがある」、「私には、こういう不幸になる考え方をしてしまうクセがある」のように考えることがあります。私は最近、それに気づくとひとりで苦笑いしてしまうことがよくあります。「またやってる」「まだまだ未熟だなぁ」「まぁ、いいか」「ハオハオ」・・・
例えば、ツメをかむクセがある人がいるとします。まず、自分にそういうクセがあることを知らなければ直しようがありません。知っていてもそれを直そうという気がなければ直りません。
あなたには、イヤな気もちになる考え方、不幸になる考え方をするクセがありませんか? それを知るのは簡単です。あなたが、いつでも気分よく過ごせ、一日中幸せに暮らせる人でなければ。
あなたは、不幸になる考え方を直したいと思いませんか?
4月13日(火)ムリをしない
自分の不幸になる考え方を、すぐにやめようとか、完全にやめようなどいうのはムリです。「やめなくちゃいけない」などとムリをすると自己嫌悪におちいるだけです。
自分の不幸になる考え方に気づき、それを直したいと思うことはいいことです。でも、思い過ぎるのはよくありません。「すぐに」「完全に」「やめなくてはダメ」・・・。
不幸になる考え方をしてしまうのはしかたがありません。したくてしたわけではありません。してしまったことは、ハオハオです。
よくないのは、いつまでも自分の不幸になる考えに気づかないこと、気づいてもあきらめて直そうとしないこと、やめなくちゃいけないなどと思いすぎること。
では、どうしたらいいでしょうか。
まずは、いい気分で過ごそう、幸せに暮らそう、と心がけて生活できるように努力すること。そうすれば、自分のイヤな気もち、不幸になる考え方に気づけるようになります。
自分の不幸になる考え方に気づいたら、「またこのクセが出ちゃった」「まぁ、いいか」「ハオハオ」などで、軽く受け入れてしまうこと。
あとは、・・・(つづく)。
4月14日(水)××しない
自分が不幸になる考えをしているのに気づいた時に、どうやったらそれを中止することができるでしょうか。
「××をしてはいけない、してはいけない」と考えるのはよくありません。その事に対する意識を強めてしまい、よけいに頭から離れなくしてしまいます。「××したくない」は「××したい」と似たようなものです。
何かをしないためには、他の何かをすればいいのです。その事と関係ない事、夢中になれる事、気分よくなれる事、幸せを感じられる事、・・・
私がオススメしたいのは、3つ。
1つは、幸せを感じられる事。自分の幸せになる方法をたくさん持っていると、その時に役立つものがすぐに見つかると思います。もし、すぐに見つからない場合には、自分が今持っている幸せを数えてみたらどうでしょうか。
2つめは、自分の夢や目標について考え、実現に向かって何かをすることです。自分の夢を持っていると、小さなことで悩む時間はもったいなく思えてきます。
3つめは、幸せにしたい人のことを考え、その人を幸せにすることを考えることです。ささいな自分のことで悩み苦しむより、大切な人の幸せを考えたほうが自分も幸せに過ごせます。
自分の幸せになる方法、自分の夢、幸せにしたい人を持っていると、不幸になる考えをしないためにも役立ちます。もちろんそれ自体、自分が幸せになるために役立ちます。
ここに書いたことは、抽象的かもしれません。自分のことを考えるヒントにすれば、具体的なことが見つかると思います。とにかく、試して、自分なりに工夫してみてください。
4月16日(金)メロドラマにしない
くよくよしない方法・その60は、「人生をメロドラマにしない」。
ドラマでは小さなことが大げさに演出され、実際より派手に描かれている。私たちは、自分が思っているほど人生は悪くないということを忘れがちだ。それから、小さなことを拡大してとらえているのは自分自身だということも。
不幸なことを自分の中で、大きくするか、小さくするか。それは自分自身にかかっている。その事を自分がどう考え、自分の生活の中でどうかかわっていくか。その(不幸な)事ばかりを一日中考えていたら、誰だって苦しくつらい一日になってしまう。
「メロドラマの悲劇の人になってるんじゃないの?」
落ち込んでいる時に、こんなことを人から言われたら、たえられないかもしれない。
でも、自分で自分に軽く言えたら、苦笑いで済ます事ができるかもしれない。落ち込んだ自分を救ってくれる、役に立つ言葉になるかもしれない。
4月17日(土)努力が足りぬ
「徳川家康」より。
「人間の知恵の持ち方で、戦は根絶出来ないまでも、数は減らせる。
(中略)
今のわしが信じて疑わぬのは、人間の知恵と努力で、きっと戦は無くせると……無くせないのは、やはり努力が足りぬのだと、いうことじゃ」
自分にとっての戦とは、悩み・不幸などでしょうか。悩みや不幸は根絶出来ないまでも、数は減らせる。減らせないのは努力が足りないから。
徳川家康はそのために、強く、力を持つことに努めた。
悩みや不幸に負けないためには、自分を強く育て、幸せになる能力を向上させる。そのためには、1つひとつの戦(悩み・不幸)に努力し、その中で学んでいく姿勢が大切だと思います。
もし自分に悩みや不幸が多いと思うのなら、「(幸せになる)努力が足りない?」と考えてみてはどうでしょうか。
私は不幸になる考えをしている自分に気づいた時、「(自分は)まだまだ未熟だなぁ」と苦笑いすることがあります。すると、気もちのギアチェンジができ、幸せになる考え方がしやすくなります。問題を解決することよりも、まず心の平和・幸せな気もちのほうが大切なのだということを思い出すことができます。
4月18日(日)不幸を幸せに変える
不幸なことをいかに小さくするかが大事ですが、人生にはどうにもならない大きな不幸もあります。しかし、どんな不幸も必ず時が癒してくれます。
でも、ただ時を待っているよりも、もっと前向き・幸せ向きであれたら、と思います。
私は、どんな不幸も自分の幸せに変えられると信じています。もちろんそのためには努力が必要です。それが、5つの幸せになる方法の1つ、「不幸を幸せに変える」ことです。
もう1つの不幸を幸せに変える方法は、少しでも幸せに暮らせるよう(な自分)になることだと最近思っています。
今が不幸だと、つい過去の不幸のせいにしています。本当は今の自分の幸せになる努力と能力が足りないのに。
ある程度幸せに暮らせるようになった時には、過去の大きな不幸は自然に幸せに変えられると思います。「あの不幸があったから、今の(幸せな)自分があるんだ」と思うことができます。
4月19日(月)過去の不幸
過去の不幸にとらわれて、今を幸せに暮らせない人がいます。
いつまでも過去の不幸な出来事を思い返しては不幸に陥る人。
過去の不幸について自分勝手な悪い想像を重ねて大きくしてしまう人。
過去の不幸を自分の弱さ/性格/能力の無さなどと考え自信をなくしている人。
過去の不幸の原因を誰かのせいだと考え、憎んだり、復讐しようと考える人。
過去の不幸を理由に、自分は(一生)不幸な人間だと思い込んでいる人。
過去の不幸があるから、自分は幸せになれないと信じている人。
一時的に不幸に陥るのはしかたがないと思います。でも、いつまでも不幸を引きずるのはよくありません。
現在も続いていることならある程度はしかたがないと思います。でも、自分さえそのことを考えなければ、もう何も問題はないことだったら、それは過去の不幸のはずです。
過去の不幸を自分の中で幸せに変えることができれば、もうとらわれなくてすみます。そのために現在を不幸にしなくてすみます。
過去の不幸をすぐに幸せに変えられない人は、「いつかは、いい経験だったと言えるようになれたらいいな」と考えてみてはどうでしょうか。
それでその場をすまして、自分の幸せ/幸せにしたい人の幸せに目を向けられたら、と思います。
4月20日(火)考えすぎ?
将来の不幸を想像してイヤな気もちや不幸になる人もいます。
将来のことを考えるのは悪いことではありません。
イヤな気もちになるのは、不幸になる考え方をしているか、考えすぎだと思います。
自分のイヤな気もちに気づいた時には、
「自分は不幸になる考え方をしているのではないか?」または
「考えすぎではないか?」と自分に聞いてみてください。
不幸になる考え方をしていたら、幸せになる考え方を心がけましょう。
考えすぎなら、とにかく、ひとまず、ここで、ストップ。