しあわせ日記
2月21日(日)転び方
「徳川家康」より、家康の言葉。
「勝つことばかり知って負くることを知らざれば害その身にいたる」
私たちは負けることを恐れすぎていないだろうか。
失敗を恐れすぎる、チャレンジしない、ささいな勝ちでも人に譲れない、自分から人を誘えない、・・・。
相田みつをさんの「にんげんだもの」の中に「負ける練習」ということが書いてありました。
柔道やプロレスでは最初に受け身の練習をするそうです。ケガをしないように上手に倒れる練習です。私は初めてスキーに行った時、最初に転び方を教わりました。
大きなケガをしないために役立ちます。
人生の中では誰でも必ずつまずきます。大ケガにしないようにうまく倒れて、素早く起き上がれるに越したことはありません。
不幸になりやすい人は、転び方がヘタなような気もします。
2月22日(月)心に望みが浮かんだら
徳川家康の有名な言葉「人の一生は重き荷物を負うて遠き道をゆくがごとし」については以前に書きました。
その続きがありました。
「こころに望みがおこらば困窮した時を思い出すべし」
つらい時に、以前のもっとつらい経験を思い出すと、「あの時にくらべれば今はまだたいしたことない」と思うことができます。
そういう意味では、つらい経験も幸せの素です。
私は、「高校のバスケットの合宿にくらべれば」と何度か考えたことがあります。私にとっては素晴らしい経験です。
心に望みが浮かんだら、私だったら、その望みが叶った時のことをイメージします。そうすると、幸せの予感が感じられます。それでやる気を出して前進するか、そのことはそれだけでやめて他のやりたいことをやるか。どっちでもいいのです。どっちでも幸せです。
2月23日(火)人と自分
またまた「徳川家康」の言葉。
「おのれを責めて人を責むるな」
私だったら。人を責めずに、自分の足りないところを探してみる。あったらハオハオ、なくってもハオハオ。
ついでに、似たようなことを考えてみましょう。
人をけなすな、人のフリ見てわがフリ直せたらなおOK。たまには自分をほめてあげよう。
人に怒るな、怒る自分の未熟さを知ろう。
人にやさしくしよう。自分にもやさしくしよう。本当のやさしさは甘やかすこととは違う。
人の話をよく聞いてみよう。自分の本当の気もちも聞いてあげよう。
人がしてくれないのは普通だと思おう。自分がしてほしいことは、人を幸せにするヒントになる。
人をある程度は信じてみよう、そのほうが自分の心が落ち着くから。自分自身と自分の将来の幸せを信じよう、そのほうが幸せになれるから。
幸せにしたい人を幸せにしよう、自分が幸せを感じるために。もちろん自分を幸せにすることを忘れずに。
2月24日(水)幸せを味わう
4日続けて「徳川家康」より。
人生は味わうもの・・・味わいながら現実を処理してゆくのが生きた政治
「幸せは味わうもの、味わいながら現実を生きていくのが幸せな人生」トキオ
「感じる」と「味わう」は違います。
幸せを味わうとは?
幸せを味わうには?
幸せを味わいながら現実を生きるには?
2月26日(金)人を知る
くよくよしない方法・その43は、「人類学者になってみる」。
ほかの人たちの生き方や行動を、批判せず興味をもって見つめる。
人の生き方・すること・その存在はハオハオです。そういう人が実在することは確かです。「信じられない」「許せない」などといっても事実なのです。
人がすること・考えることには、その人なりの事情があるのです。人は私の思うように動かないものなんです。
世の中にはいろんな人がいます。自分のものさしでは測れない人がたくさんいます。
くよくよしない方法・その44は、「人はそれぞれにちがうことを理解する」。
私は人を観るのが好きです。私のヒューマンウォッチングは半ばクセになっています。人を知ることで、幸せについての理解が深まると思っています。
もう1人、よく観察した方がいいのは、自分です。
この人は「何をしているのか?」「何を考えているのか?」「それはなんのため?」「何がしたいの?」・・・「自分の幸せのためには?」。
いちばん近くにいて、意外に知らない自分のこと。自分の幸せがわかってくると、どうしたら幸せになれるかがわかってくると思います。
2月27日(土)考え方の工夫
きのうからずっと考え続けていることがあります。仕事のことです。
きのう、考えるのが重苦しくなったとき、「きょう、結論をだすのはよそう」と考えました。それからは、考えることがだいぶ気楽になり、いろいろな角度から考えられるようになりました。
きょうも朝から考えていましたが、なかなかどうすればいいかはまとまりませんでした。そこで考えた方法は、「手紙を書いてみよう」ということです。ただし、その手紙を出すか出さないかは、まだ考えていません。
ものを考えるときに悩ましくなったら、考え方を工夫してみるといい。例えば。
・ 立場をかえて考えてみる。
相手なら、尊敬する人なら、なりたい自分なら、・・・。
・ 先の先を想像してみる。
どうしたい・どうなりたいか? そのためには?
とにかくやってみたら? どうにかなるのではないか。
一時的に悪い状況になっても、
その先にいい結果を生む方法があるのではないか?
このままほうっておいても、なるようになるのではないか?
一生の中では、この事はどの程度のことか?
・ ヒントを探す。考えるヒントがありそうな本などを読んでみる。
例えば、「幸せになる方法」「幸せのホームページ」(我田引水)
・ 1ステップやってみてから、また考えよう。とにかく少し前に進んでみよう。
・ 人に相談してみよう。誰かに話を聞いてもらおう。
・ 明日考えよう。よく寝てから考えて直してみよう。
・ 幸せになる考え方は? もう少し幸せになれる考え方がきっとあるはず。
さて、これから手紙を書いてみようと思います。
2月28日(日)幸せになる考え方/努力しない理由?
午前中の「おそく起きた朝は・・・」(フジテレビ)の中で、松居直美さんが朝イライラした時に考えたことをしゃべりました。
なんでイライラするんだろう。
(それは)朝忙しい時に岡山さん(夫)がボーとしているとだ。
(それは)岡山さんに頼ってしまうからだ。
(それなら)岡山さんはいないものだと思おう。
このように自分の気分に気づけ、その理由を考えられ、ラクになれる考え方ができるようになると、いい気分で過ごせる時間がぐっと増えます。
どういう考え方を選ぶかは自分しだいです。自分なりの考え方でいいんです。
今夜の「特命リサーチ200X!」(日本テレビ)で「ノストラダムスの予言」をリサーチしていた。
「ノストラダムスの予言」のような終末予言を信じてしまう人には、努力しない理由を見つけようとする心理があるという。
自分が幸せになることをあきらめてしまっている人も、それに似ているように思います。「自分は恵まれていない」「運が悪い」「かわいそうな自分」「どうせ自分は・・・」などと理由を探して、幸せになる努力をやめてしまう人がいます。
このホームページに来る人には、そういう人はいないと思います。
私は、あきらめずに幸せになる努力を続ければ、必ず少しずつ幸せになれると信じています。このホームページは、そのためのものです。