しあわせ日記

12月12日(日)どうしたらいいかわからない
 きのう・きょうとバスケットの納会(山中湖で合宿)に行ってきました。仲間たちととても楽しい時間を過ごしてきました。ここ1ケ月ほど忙しくて納会への参加も少し迷いましたが、行ってよかったと思います。
 そんなわけで最近、いただいたメールへの返事もほとんど書いていませんでした。(言い訳です。申し訳ありません)

 さきほどあることを考えていて、「どうしたらいいかわからない」と思いました。こういうことを思ったことがある人も多いのではないでしょうか。そのために苦しい思いをしてしまうこともあると思います。

 だいぶ前にですが、「わからない」ということを書きました。
 「どうしたらいいかわからない」ということから、少し考えてみようと思います。



12月13日(月)そういうことはある
 「どうしたらいいかわからない。困った。どうしよう、どうしよう」と思うのと、「どうしたらいいかわからない。ハオハオ(そういうことはある)」と考えるのでは、自分の気もちが違うのがわかるでしょうか。

 「すぐにはどうしたらいいかわからない」ことがあります。時間か手間が必要なことがあります。「今はどうしたらいいかわからないけど、もう少し考えればきっとどうしたらいいかわかってくるはず」のように考えられたら、と思います。

 「いくら考えてもわからない」こともあります。先の成り行き、人の考えることなど。そんな時には、どこかで「なるようになる」と考えてしまったほうが、いつまでもオロオロしたりクヨクヨしているよりもいいと思います。

 「どうしたらいいかわからないことはある」と気づけるか気づけないか、「そういうことがあってもいいじゃないか」と思えるか思えないか、それがまず大きいと思います。



12月14日(火)今を大切にする
 「どうしたらいいかわからない」からと言って、頭を抱えるだけで何もしなかったり、一日中悩ましい気もちで生活してしまうのはよくありません。

 どうしたらいいかわからなくても、「今できること」が何かないでしょうか。少しでも前進できる方法はないでしょうか。先の先まではわからなくても、途中まででも進むことはできないでしょうか。少しでも目標に近づけば、それだけ目標が大きく見え、そこまでの道も見えてくると思います。「歩きながら考える」という方法がいいこともあります。なにもしないで時間を過ごしてしまうより、「今できることをする」のがいいと思います。

 どうしたらいいかわからないことがあっても、そのために「やるべきこと」をやらなかったら、もう1つの問題を抱えることになってしまいます。悩みを理由に「やるべきことをやらない」のは大きな不幸を生んでしまうことがあります。「やるべきことをやる」ことを忘れてはいけません。

 どうしたらいいかわからないことがあっても、幸せに過ごす心がけを忘れてはいけません。一日中苦しい思いを続けたら、誰でもまいってしまい、不幸に陥ってしまいます。問題を抱えていても、少しの時間なら何か他のことができるはずです。その回数を増やすように心がければ、だいぶラクに生活できると思います。
 また、「どうしたらいいかわからない」ことを考えるにも、気分をよくしてから考えたほうがいい考えができると思います。

 これらはいずれも「今を大切にする」ことだと思います。「どうしたらいいかわからない」ことのために今を台無しにしないことが重要です。もし今、何をしたらいいかわからないのなら、「今を大切にする」ことに集中してみてはどうでしょうか。



12月15日(水)考える工夫
 「どうしたらいいかわからない」のなら、「もっと考えて答えを出せばいい」というのがふつうの考え方です。
 しかし、難しい問題を考える時には、悩み苦しんでしまいがちです。それが幸せに暮らすための障害にもなってしまいます。
 不幸にならない考え方については、すでに、このホームページの中にいろいろと書いてあります。

 まずは、考えすぎないこと。そのために時間を限って考えたり、休み休み考えるように気をつけたほうがいいと思います。
 また、堂々巡りをしないように紙に書きながら考えるのもいい方法です。
 また、いろんな問題をまとめて考えずに1つ1つ考え、大きな問題は小さなステップに分け、最終的には今できることを考え、1つ1つやっていくのが現実的な方法です。
 またもし、答えはあるが迷っているという場合には、迷い方を考えてみたらいいと思います。

 すぐに答えが出るような問題なら、「どうしたらいいかわからない」とはならないと思います。時間をかけて、考える工夫をしながら、ふつうに生活しながら考えられるように心がけることが重要です。



12月16日(木)ヒントを探す
 いくら考えても、自分で考えるだけでは、どうしていいかわからないことがあります。そんな時には、考えるヒントや材料となるものを探してみるといいと思います。
 書物の中から探す、インターネットの中で探す、人に相談するなど、自分の頭の外から探してみると、いいヒントが見つかる可能性があります。

 「答えを探す」のではなく、あくまでも「ヒントを探す」気もちが大切だと思います。
 自分に合った答えは自分が決めるのがいちばんいいはずです。人はそれぞれに違います。また実際に、最終的に答えを決めるのは自分だし、その結果に責任をもつのも自分です。

 私にメールで相談される方もいらっしゃいますが、最近は「忙しい」と自分に言い訳して返事を書いていません。誠に申し訳ございませんが、このホームページの中からヒントを見つけて、ご自分で考えていただけることを願っています。

 ヒントは外からもらっても、「自分で考えて答えを出す」ということが大切だと思います。それが自分を育てることにもなります。人に答えを求めると、いつまでたってもそれを繰り返さなければならなくなります。また、人から与えられた答えだと、人のせいにしたり後悔が残ったりするのではないでしょうか。

 何がヒントになるかはわかりません。
 専門の本に書いてあることや人の言うことは当たり前な(正しいことなのでしょうが)ことが多く、自分でもわかっていることが多いように感じます。
 自分が思ったこともないような、意外なヒントが、意外なところで見つかることがあります。「ヒントを探そう」という気もちがあると、そういうものが見つかる可能性が高くなるような気がします。
 あとは、とにかく探し回ってみることでしょうか。「犬も歩けば棒にあたる」ではありませんが。
 自分の「バイブル」「心の師」のような存在があるとすごくいいと思います。このホームページがそういう存在になれたらいいな、と思っています。



12月17日(金)どうしたいか
 どうしたらいいかわからない時、まず「(自分が)どうしたいか?」が考える原点にあります。それをもう一度確認してみたほうがいいと思います。
 ともするとそれを忘れて考えてしまっていることがあります。
 そして、それが最終的には自分の幸せにつながっていることを確かめたほうがいいと思います。

 もしそれに疑問を感じるようなら、本当にそれでいいのか考え直してみるといいと思います。
 事の成り行きに流されていないか、何かで意地になっていないか、単なる見栄ではないか、本当にそれが幸せになれることなのか、・・・。

 ただ、「どうしたいか」がわかっていても、現実にはなかなか自分の思うようにはならないことも多いのではないでしょうか。
 自分の望みと現実の折り合いをつけることが必要です。
 ふつうは、現実を変え、目標に近づいていけばいいわけです。
 もう1つの方法は、望みを変えたり、引き下げたりすることです。現実に合わない望みはえてして人を不幸にします。それに気づくことができれば(ふつうそれに気づけない)、それを変えることは可能だと思います。

 自分が「どうしたいか」を明確にし、現実と折り合いをつけていくこと。それはなかなか難しいことではありますが、求め過ぎないように注意しながら、自分の気もちを大切にできたら、と思います。



12月18日(土)本当はわかってる
 「どうしたらいいかわからない」と言いつつ、本当はわかってる、わかっているんだけど・・・というようなことが実際には多いのではないでしょうか。
 人に相談する人の中には、本当は自分の答えを持っていて、ただそれを人に認めてほしい、できれば少し背中を押してほしい、と思っている人が多いような気がします。

 私も「やろうかどうしようか」迷うことがあります。そんな時、「どっちでもいいんじゃないかな?」、そしてできれば「やってもよし、やらなくてもよし」と考えたいと思っています。そう考えられれば、少し余裕をもってどちらかを選ぶことができます。
 それに私は、やって結果が悪くても「後悔」しないで「いい経験」にしたいと思っているし、やらなければ他に何かができるはずだと思っています。

 実は、私は自分の大事は人に相談しません。自分で考え。自分で決めたいと思っています。そのためにも、後悔しないような考え方を心がけています。
 それがいいことかどうかはわかりませんが、それが私のスタイルだと思っています。

 もしあなたが「自分の幸せにとって、本当にそれがいい」ということだったら、私は支持したいと思います。でもその責任を私はとることはできません。すべての結果は自分にふりかかってくるものです。ただ、その結果を自分にとってどういうものにするかも自分しだいだと思います。
 もしあなたが「自分の幸せにとって、本当にそれがいい」ということだったら、将来の自分を信じて、決断できるように自分で背中を押してあげてほしいと思います。



12月19日(日)そのままでもいいんじゃない?
 どうしたらいいかわからない時、私は「そのままでもいいんじゃない?」と考えることがあります。
 「今の自分はそのままでもそれなりにいい」という考えが私にはあります。今の自分は自然の流れの中でそれなりに作ってきたものだから、「そんなに悪いわけがない」と思います。これは私に限ったことできなく、誰でもそうだと思います。

 生きていく中では、誰でも「自分(の生活)を大きく変えたい」と思うことが幾度かはあると思います。そんな時に「どうしたらいいかわからい」と思ってしまうことも多いと思います。
 そんな時、「そのままでもいいんじゃない」「心が決まらないのはまだその時期じゃないんじゃないか」、そして「今は大きく変える必要はないんじゃないか」と思います。

 そう決心できたら、逆に、今のままでもう少しよくできないか、と考えることができます。大きく変えなくても小さく変えてみる、実現が難しい大きなことをやらなくても何かできることをやってみる、そう思うきっかけになります。

 「そのままでもいいんじゃないか」と思えた上で、「何かをやってみよう」と思えた時、その時は本当に「いい時期」なのだと思います。本当にやりたいことがあるなら、あせらなくてもそういう時期が来るんじゃないか、と私は思っています。それまでは「そのままでもいいんじゃないか」と思います。



12月20日(月)大事なこと
 「どうしたらいいかわからない」というのは、「どうにかしたい」からです。

 世の中にはあまりものを考えずに生きているような人もいます。「どうしようか?」とあまり考えないことはラクかもしれないけど、それは自分の幸せのためにはいいことなのでしょうか?
 ささいなこと・どうでもいいことなら、それはいいことでしょう。でも、自分(の幸せ)にとって大事なことだったら・・・。
 自分(の幸せ)にとって大事なことをあまり考えない人が多いように感じてしまう、私の感覚はおかしいのでしょうか。
 まぁ、関係ない人たちのことはどうでもいいとして、これを読んでいるあなたはどうでしょうか?

 「どうしたらいいかわからない」という思いになるのは、「大事なこと」を考えているからです。それはいいことです。
 ただ、考え方によっては自分を苦しめることになってしまうので、気をつけ、考え方を工夫したほうがいい、ということをここまで書いてきました。

 問題があって、それがすぐに解決しなくても、「問題をもったまま幸せに暮らせればいいんじゃないか」と私は考えています。問題は次から次へと出てくるものです。よりよく生きたいという思いが強い人はなおさらだと思います。
 「問題がなくならないと幸せになれない」という人は、めったに幸せになれないと思います。

 これから年末年始に向けて、自分(の幸せ)にとって「大事なこと」を考えてみるのもいいのではないかと思います。1900年代から2000年代へと移り変わる時、休みがあって考える時間がある時です。いいチャンスなのかもしれません。


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