しあわせ日記

9月21日(月) 怖れと自信
 「徳川家康」の中で、家康が本多平八郎忠勝に、「(武田信玄率いる)大軍を蹴散らす自信があるか」と聞いた。
「自信とは何のことじゃ殿。この平八にそのようなものはない。怖れのない者に自信などいらぬことじゃ」と平八郎は答えた。

 怖れや不安があるから、自信がほしくなるんですね。
 ということは、“自信がない”時には、自信を持つ方法と怖れ・不安を追い出す方法の2つがあるということ。
 「どうにでもなれ」「ベストをつくすしかない」「なるようになる」「すべてはいい経験」のような考え方は後者だと思います。
 自信を持てるようにするより、簡単な場合が多いのではないでしょうか。

 私は、「なるようになる」が大好きです。



9月22日(火) 知らぬが仏
 きのうに続いて、「徳川家康」から。
      家康「死は怖くないか」
 本多平八郎忠勝「知らぬ。平八はまだ死んだことがない」

 「知らぬが仏」とは、よく言ったもので、知らなければ幸せに暮らせたはずなのに、知ってしまったために苦しんでしまうことがあります。
 知っていてもそのために苦しまないようにできればいいのですが・・・。

 知らないことは、怖いか、怖くないか?
 これも、人と時と場合によって、ずいぶん違うのではないかと思います。考え方しだいです。どう考えるかによって、怖かったり、怖くなかったり。
 知らないことだったら、考えることは自分の想像でしかありません。
 自分の死を経験した人はこの世にはいません。死を怖いものと考える人も、天国や極楽と考える人もいます。
 「知らぬが仏」と考えられたほうが、幸せだと思います。



9月23日(水) 忍耐力
 くよくよしない方法・その13は、「忍耐力をつける」。

 たしかに、忍耐力がないためにくよくよしてしまう結果になることはあります。
 でも、「我慢しよう」と思いながら、くよくよしてしまうことはめったにないと思います。
 忍耐力がないと、挫けてしまったり、爆発してしまって、そんな自分がイヤでくよくよしてしまうことが多いのだと思います。

 これらの対策の1つは、忍耐力をつけること。もう1つは、自分の気分をコントロールすること、だと思います。
 気分をコントロールする方法はたくさんあります。例えば、気分転換法、「ハオハオ」、様々な幸せになる考え方
 忍耐力をつける方法については、また今度。



9月24日(木) 1ランク上
 読売新聞・夕刊、大桃美代子さんの連載エッセイ「わたし流」は、きょうが最終回でした。「1ランク上 目指します」と、イラストについての話でした。

 私も最近、進歩が停滞しているのではないか、と感じています。1ランク上を目指したいとは思いますが、その1ランク上のイメージがはっきりしません。
 とりあえずは、少しずつでも前進を続けたい、と思います。そのうちにきっと、先の目標やイメージが見えてくると信じています。立ち止まらずに、歩きながら探していきたいと思います。

 来週から「わたし流」は、榎木孝明さんです。榎木さんはよく海外を一人旅し、絵が上手、という印象があります。楽しみにしています。



9月25日(金) 忍耐力をつける
 くよくよしない方法・その14は、「忍耐力をつける自習法」。

 忍耐力をつけるには、何か1つのことに打ち込んでみるのがいいと思います。それが幸せになれることであることが望ましい。
 幸せを得るために苦労をし、いい経験を積む。そのために、自分を育てることを目標の1つに加え、自分の道を選んで行く。

 私は「忍耐力」はあるほうだと思います。人の目を気をにし、弱い自分を見せたくないというような思いが強かったためか、つらいのを表に出さないほうだし、途中でやめるのもイヤだった。
 私はバスケットに打ち込み、その中でいろいろな経験をし、ある程度自信を持つことができました。

 「忍耐力」というよりも「自信」が大事なのだと思います。自分をコントロールできるという自信が持てたら、それが何より。
 「自分をコントロールする」という能力は、幸せになる能力の中で重要なものの1つだと思います。



9月27日(日) 健康にいいのは
 私が今働いている職場には、たばこを吸う人がほとんどいません。禁煙に決まっているわけではないようです。最近よくある喫煙ルームもありません。

 私は、たばこの煙はほとんど気になりません。
 私自身は喫煙の習慣を持ったことはありませんが、就職した会社にはヘビースモーカーがたくさんいて、煙どころかススが飛んでくることもありました。バスケットや勉強会の仲間には、たばこを吸う人はいます。
 特にマナーが悪いわけでなければ、気にしません。

 たばこの煙を嫌うのは、不快などの気分の問題、健康に対する影響などの理由があると思います。
 気にしないのがいい、と私は考えます。気にしなければ、気分も悪くならないし、短時間のたばこの煙よりも心の中のイラ立ちのほうが健康によくないと思うからです。

 “健康にいい”のは、まず、気分よく過ごすことだと思います。



9月28日(月) ささいな事
 けさ、電車の中で、ドア1つ離れたところでケータイが鳴り出した。
 私の前に座っていた30代くらいの男性と20代前半くらいの女性が同時に、音のほうを向いた。その揃った動きに、私は読んでいた本から2人に目を移した。2人とも微妙に顔をしかめているように感じました。

 「朝からこんなことで気分を悪くして、もったいないな」と思いました。
 悪いのはケータイのスイッチを切っておかなかった人と言えるかもしれません。でも、気分を悪くしたのは本人のせいでもあります。ケータイが鳴っても気にしない人はたくさんいます。
 どっちが自分のためにはいいでしょうか?

 まぁ、これはささいな事ですから、どっちでもいいのかもしれません。
 でも、私たちは気にしなければ何も問題がないことで、気分を悪くしてしまうことがあります。
 あなたには、そんなことありませんか?



9月29日(火) 自分から
 くよくよしない方法・その15は、「自分から先に」。

 この「自分から」というのが幸せになる基本です。
 幸せになりたい時には、自分からそれを求めて動けばいいのです。
 いいことがあるのを・人が何かをしてくれるのを・何かを与えられるのを待っているだけでは、幸せが来ない・得られないと嘆いているだけでは、なかなか幸せにはなれません。
 楽しいことは自分からする、人を誘うのも自分から、仲直りも自分から、何かを手に入れるのも自分から、・・・

 “自分から幸せになる”ことを、忘れないようにしたいと思います。



9月30日(水) 1年たてば
 くよくよしない方法・その16は、「1年たてば、すべて過去」。

 「1年たったら忘れてしまうこと?
 これは私にとって、すごく役に立つ幸せになる考え方です。
 特に、物忘れのはやい人、その時々の事にとらわれやすい人、過去を振り返るより先の心配をしやすい人などには、もってこいの方法です。これらの人は1年前のことなんてたいてい忘れて生活できる人だからです。私も多分にそうです。

 だから、何かを考えてイヤな気もちになった時には、「1年たったら忘れてしまうことじゃないか?」と想像してみれば、ほとんどのことは“イエス”です。
 1年たったら忘れてしまうようなことだと気づけば、そんなことでくよくよするのはソンだと思えます。

 1年たてば・・・???


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