しあわせ日記
8月1日(土) いい仲間
朝から、女子のバスケットの試合。ところが、試合開始時間になっても、4人しかメンバーが来ていない。5分待っても集まらなければ、不戦敗になってしまう。
あやうく、1人がすべり込み、セーフ。
きょうはダブルヘッダーで午後にも試合があったが、両方とも快勝。
女子も9人は来たが、きょうは男子が8人応援に来た。体育館の中はむし暑くてたいへんだったが、みんなバスケットとチームが好きなのだ。
そして、夕方から飲み会へ。女子は疲れたからか2人以外は帰ったが、男連中はこれからがきょうがメイン。まずは、うまいビール。そして、楽しいおしゃべり。きょうは、いつもはでない下ネタも少々。残ったのはみんな5年以上、半分は10年近くいっしょにバスケットをやっている仲間ばかりだった。
いい仲間が末永く続くといいな、と思う。
8月2日(日) 本当の愛
電車の中で、6歳くらいの男の子が「あれ、ナニ?」と窓のほうを指さした。お母さんが、「あそこは、お腹の大きい女(ひと)やお年寄りには席をゆずるのよ」。男の子「どうして?」。お母さん「疲れるからたいへんでしょ」。
その優先席には、小学4年生くらいの男の子を座らせて、自分は立っている母親がいました。
別に、ハオハオですが・・・。
本当の愛について考えてしまいました。さらに、本当に自分を愛しているか、と考えました。
幸せになる方法の愛とはその人を幸せにすること、だと思っています。
本当に自分を幸せにしようとしているか? どんなときも、真剣に、現実的に、前向きに。
8月3日(月) 健康で疲れをとる
文庫版の「深夜特急」には、各巻の終わりに対談が収録されています。1巻は井上陽水さん、2巻は高倉健さんでした。そして、3巻の此経啓助さんとの対談の中の沢木さんの言葉より。
三島由紀夫が、肉体を鍛えていれば太宰治も自殺しなかったかもしれないというようなことを言いましたが、僕も、とりあえず、こう言い切ってしまいたいと思う。怠惰とか倦怠の八十から九十パーセントは、肉体的に健康で疲労が取り除ければ消えちゃうんじゃないか、ってね。
ハオハオだと思います。
気分が悪いと、つい不幸になる考え方をしがちです。それがさらに気分を悪くし、時には不幸に陥ってしまうこともあります。
自分の気分に気づけ、うまく気分転換ができたり、体調を整えられるようになるだけで、相当幸せに暮らせるようになると思います。
ということで、きょうも早めに寝ることにしましょう。
8月4日(火) 朝の出来事
朝、電車の中でこんなことがありました。
ドアの前に立っていた40歳くらいの男性がスーと座席のほうに前かがみで歩いていきました。端から2人めに座った中年男性に何か話をし、席を譲ってもらいました。座った男の人を見ると、顔面蒼白でうつむいて目をつぶっていました。ひたいには汗、手にはハンカチが握られていました。
具合がわるくなったのだとわかりました。私は、「冷静な行動だなぁ」と思いました。私だったら、誰にも言えず、その場にしゃがみこんでしまうか、倒れてしまったかもしれません。
その男の人は次の駅で、譲ってくれた男性にお礼を言って降りていきました。私はずっと目で追っていました。その男の人は、ホームのベンチに座りました。
電車が発車する時、一時席を譲った男性が振り返って、あの男の人がベンチにちゃんと座って目もあけて大丈夫そうな様子を見て、安心したような表情をしたのが感じられました。
あの男の人には気分がわるくなってお気の毒なことでしたが、私には心あたたかな感じが残りました。
8月5日(水) セミの頭突き
朝、道を歩いていると、セミが飛んできて、私の額にぶつかりました。
夏だったんだ、と気がつきました。
8月6日(木) 夏休み?
今週のお題は? と、読売新聞の夕刊をひらいたが、大桃美代子さんのエッセイは見つかりませんでした。
夏休み?
この日記も、少しのあいだ夏休みバージョン?。
8月7日(金) 雨やどり
すごい夕立ちにあいました。
折りたたみの傘を持っていましたが、町田の駅で少し雨やどりをし、「深夜特急」を読んでいました。
雨音を聞きながら本を読むのは好きです。
有明海を前に車の中で、ムツ(ごろう)トリさんを見たり、本を読んだり、ボーッとしていた時のことを思い出しました。あの時もすごい雨でした。
日本海を見おろせる神社の階段に腰をおろして、雨やどりをしながら本を読んだ時もありました。
近頃、よく夕立ちがあります。夏なんですね。
8月8日(土) 出会い
「深夜特急」より。
旅にとって大事なのは、名所でも旧跡でもなく、その土地で出会う人なのだ。
人生という旅にとって大事なのも、その中で出会う人なのだと思います。
私はきょう、人との出会いを大切にする選択ができませんでした。少し心残りがあります。(でもハオハオです)
8月9日(日) 8月?
きょうは本当に8月なのでしょうか?
とても涼しくて、快適です。
好!好!
8月10日(月) 二種類の幸せ
「深夜特急」(沢木耕太郎)新潮文庫版の第4巻の末には、今福龍太さんとの対談が掲載されています。その中の今福さんの言葉より。
放っておいても物事が起こってしまう場所と、自分のほうからアクションをしかけないと物事がなかなか起きないという場所。どうもその二種類の場所があるような気がする。
日本やアメリカは後者に属するでしょう。
放っておいても来る幸せもあります。でも、自分のほうからアクションをしかけないと得られない幸せがあります。自分が求めれば得られる幸せはたくさんあります。幸せになるためには・・・。
幸せが来ないとただ嘆くより、すすんで幸せをつかみにいこう。