しあわせ日記

4月21日(火) つれづれなるままに
 電車の中で「徒然草」(保坂弘司・学燈社)を読みはじめました。

 つれづれなるままに、日ぐらし硯にむかひて、心にうつりゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやうしこそものぐるほしけれ。

 「徒然草」の序段(まえがき)です。

 私も少し前までは、つれづれなるままに一日中いろいろ考えて、思いつくことを書いていました。幸せのホームページも人によっては、「あやしい」「気がヘン」と思われるでしょう。
 でも私は、十分に楽しめましたし、自分を育てることができ満足しているし、好!好!です。

 「徒然草」も一種のしあわせ日記だと思います。



4月22日(水) ハオハオclub
 半身浴をしながら日記に書くことを考えようと思っていたら、いつのまにか仕事のことを考えてしまう。どうしたらよりよくできるか。お客さん(私の仕事とは合わない言葉ですが広い意味で使います)に喜んでもらうためにはどうしたらいいか。等々。

 私自身は自分の幸せになる方法をたくさん持っているので、新しいものをさしせまって探す必要はない。もっと考えればさらにたくさんの幸せになる方法を見つけることができると思うが、今ある方法だけでも十分という感じもする。
 いっそのこと、限った幸せになる方法を広げたほうがいいのかもしれない。
 となると、やっぱり第一に「ハオハオ」。

 ふと思いついたのは、「ハオハオclub」というホームページを作ってみてはどうだろうか?
 「しあわせ日記」は、「ハオハオ日記」に・・・などと考え出すと、いろいろとアイデアが浮かんでくる。
 でもあせる必要はない。ゆっくりやればいい。だってこれは私のライフワークなのだから。(ハオ、好!)



4月23日(木) 心の規制緩和
 読売新聞夕刊、大桃美代子さんのエッセイ・わたし流は、「ビッグバン必要論 引っ越しと母の規制緩和」。
 すごいでしょ、用語が。
 私が「言えばよかったじゃない」とアドバイスすると、母は「聞かれないのに言えない!」と声を裏返して言った。
(中略)
 どうも、うちの田舎では「聞かれなければ言わない」という風習、価値観によって、いわば自主規制をしているようだ。もう少し、心の規制緩和が必要なのではないだろうか? これが"大桃版ビッグバン"である。
 確かに人には自主規制していることがたくさんある。よくもわるくも。
 それが自分の可能性を縛っていることがあるように思います。
 たまには自分のしていること・考えていることを省みて、「他の(幸せになる)やり方はないだろうか?」って問い直してみたいと思います。
 ついでに規制緩和でもう一つ。それは、「妙齢の女は結婚しなくてはいけない」という母の価値観。規制緩和し、自己責任に任せるのが一番かと思うが、これが難問なのだ。
 ハオハオですね。
 人にはそれぞれにいろんな生き方があっていい。
 まずは、自分の心の規制緩和から。



4月24日(金) お疲れさま
 きのうの日記はサボってしまいました。
 言い訳をすると、月曜から先週より朝早く出勤するようにしました。朝、日記を書いている時間がありません。
 これからはできるだけ夜のうちに書くことにしましょう。(ハオハオ)

 今の私の仕事には、必ず夕方までに終わらせないといけないものがあります。きょう、それが終わった時、「おつかれさま」って言ってくれた人がいました。
 素直にうれしかったです。1週間ももう終わりという感じもあったのかもしれません。そう言ってくれた人の気もちを思うと、もっとうれしくなりました。

 実は、その人は毎日「おつかれさま」と言ってくれます。いつもは、うれしい気もちとともに、"疲れてなんてないよ"みたいな気もちになることが多いのです。ひねくれているからでしょうか? 見栄でしょうか? 当り前のことと思っているのでしょうか?

 これからはもう少し素直によろこび、気もちよく応えられたら、と思います。



4月25日(土) いろんな関係
 おとといの日記を追加しました。
 ズル? いいじゃありませんせんか、ハオハオです。

 バスケットの練習へ行く途中、京浜東北線に乗る。ポッカリと1つ席が空いていたので座る。

 ある駅で右隣の人が席を立つと、若い男性がドアの近くからサッーと来てドサッと座った。体重90キロはありそう。すると、その若者の前に30歳くらいの男性が来て話し出した。
「きょうのようなことはやめたほうがいいよ。オレだからよかったものの・・・」
 仕事の先輩と新米という感じ。
 ところが若者のほうには、まったく反省の色が見えない。
「きょうのような態度を今度したら、・・・」先輩は怒ってしまった。

 今度は私の左隣の席が空いた。座ったのは体重120キロはありそうな若者。その前に立って話し出したのは、20歳くらいの美形の女性。話を聞いていると、ラグビーの選手らしい。

 私がちょっと思ったのは、座る人が違うんじゃないの?
 人間関係にはいろんな型があるんだ。それぞれの関係の中でよければそれでいいんだ。ハオハオなんだ。

 前の座席には、30代と思われるカップル。男性が女性の肩に頭をもたれて寝ている。その男性の口元には微笑み。起きている女性の口元もやはり微笑んでいる。
 とても幸せそうに見える。好好。

ヒマ人!    私は幸せウォッチャー



4月26日(日) 無常
 「徒然草」第7段に「世はさだめなきこそいみじけれ」とある。
「この世の中は、はかなく無常なところが、実によいのである」
 死というものが無かったら味気ないだろう、とも書いている。

 オリエンタルな考えのような気がします。
「無常=一切のものは、生じたり、なくなったり、変わったりして、決して一定ではないということ」

 無常を"当り前"と思うか。"むなしい"と思うか。"だからいいんだ"と思うか。ずいぶんと違う。
 ただ考えるだけや人ごとだったらラクに考えることができても、現実に自分に起こった事はそう冷静には考えられないと思います。

 例えば、自分にとって大切な人の死。
 そういうことがあるのはハオハオ。悲しいのもハオハオ。それだけいい出会いがあった、と思えたらハオハオ。

 いろいろあるんだなぁ、人生は。(相田みつを調)
 ああ、無常。

ハオハオ



4月28日(火) 油断大敵風邪ズルズル
 きのうの日記は風邪のためにお休みしました。ズル休みではありません。ズルズルだったのは私の鼻でした。

 きのうの朝、薄着で出かけたところ、鼻カゼをひいてしまいました。鼻水がとまらなくなり、マスクをして仕事をしました。
 しっかりとカゼを治そうと、昨晩はこ飯を食べて薬を飲んでたっぷり寝ました。
 きょうはだいぶよくなりました。

 最近体調がいいと思っていたので、ちょっと油断をしてしまったようです。自分の健康管理も大事な仕事の1つです。
 自分の心の健康管理は一番大事な仕事かもしれません。

 ここで思い出したのは、3月のテーマ「健康」で書くつもりだった「健康な生活」について書いていないこと。
 もちろん心身ともに健康な生活なこと。
 身体の健康はその人なり、その時なりの健康があってもいいと思います。幸せに暮らすことが可能な状況なら。
 心の健康は幸せに暮らせるような心のあり方・強さ・能力・技術などがあること。身体が健康でも幸せでない人はたくさんいます。身体に問題があっても幸せに暮らせる人もいます。

 要するには、健康な生活とは幸せな生活。
 そのためには、自分(の心身)を大切にし、油断をせずにちゃんと守る。カゼをひいたりした時には、必要な休息や栄養をとる。(心がカゼをひいた時にも)できれば鍛えたり技術を身につけるように心がける。そして何よりも心身を自分の幸せのために活かすこと。健康は自分が幸せになるために活かしてこそ価値が高まる。
 せっかくある自分の身体を幸せになれるように使おう。自分の心を幸せになるように働かせよう。



4月29日(水) 「アー」の幸せ
 (お風呂に入って「アー」の)この「アー」と(お酒を飲んで「アー」の)この「アー」は似ている、というお酒のテレビCMをきょう見ました。
 この2つの「アー」は私にもよくあります。私の場合には、「アーしあわせ」。
 どちらもとても幸せを感じやすい瞬間です。

 きょう、大リーグの野茂選手が活躍して、次のようなインタビューをテレビで見ました。
 「ホームランと9回を投げ切ったこととどちらがうれしいですか?」
 「完投勝ちしたほうがうれしいです」

 でも野茂さんは、ホームランを打ってベースをまわっている時、本当にうれしそうでした。あまり笑わない野茂さんが笑っていました。

 風呂やビールの「アー」の幸せは強くて感じやすい。仕事などの充実感は本当は大きい幸せなのだが、感じられる人は少ないような気がします。

 仕事が終わって、風呂上がりにビールを飲んで、「アーうまい(幸せ)。きょうも充実しててよかった(幸せ)」こんなふうに思えたら、と思います。



4月30日(木) ハンドモバイル
 今、モバイルギアを買おうか迷っています。持ち歩いて、この日記などを書こうかと考えているのです。

 LibrettoのようなWin95が乗るようなパソコンまでは必要ない。
 ザウルスのようなPIMでは、日本語の入力がしずらい。
 となるとモバイル機。私は事務所でNECのパソコンを使っているので、モバイルギアが相性がいいだろう。
 行きの電車の中では使えないが、帰りは新宿で1本急行を(10分)待てば座ることができる。

 などと考えていたら、もう1つ思いついた方法がありました。
 それは、紙と鉛筆。実際には、手帳とボールペーン。
 この方法を試してみて、不満があり、モバイル機がほしくなったら、買うことにしよう。
 そうだ、そうだ、そうしよう。
 まずは、ハンドモバイルだ(?)。


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