しあわせ日記
3月1日(日) みんな悩んでいる
「教育トゥデイ」(NHK教育テレビ)は、「何が子どもをキレさせるのか」。現役中学教師6人の討論。
子どもに関して、「ちょっとしたことで傷つきやすい」「人から自分のことを言われたくない」など。
先生・親・子どもに共通することとして、「人を受け入れられない」。
「報道特集」(TBSテレビ)は、「揺れる家族〜家庭に何が起こっているのか」。主に母親と子供に関する問題。
母親との問題を抱えているある女子高生は、「もうあの人(母親)のことを捨てたと思えればいいんだけど・・・」。
多くの母親は、自分の生き方の中での子育てに悩んでいるという。
ある小学6年の女の子は、「結婚したくない。おもしろくなさそうだから」。
先生も親も子どもも、みんながそれぞれに悩んでいる。どうしたらいいかには、いろいろな答えがある。社会・制度・それぞれの役割毎の対策が考えられる。
もう1つの対策は、それぞれの人が人格を育てることではないでしょうか。私流の言い方では、幸せになる能力を向上させることです。特に、人間関係で悩まない能力。ここで悩まないということは、考えない・無関心ということではなく、苦しまずに考える・幸せに暮らしながら考えるということ。
先生ももっと人間的に成長したほうがいいし、親も成長したほうがいい、もちろん子どもも成長したほうがいい、そして私たちも。人間として成長して、人間関係で悩まず、幸せに暮らせるようになれたら、と思います。
もし私が悩んでいる先生や親や子どもたちに何かできるとしたら、とりあえず「ハオハオ」を紹介し、おすすめすることでしょうか。
3月2日(月) 父と子
今朝の「親の目子の目」(テレビ朝日)は、「お父うの結婚」。母を病気で亡くし、落ち込む父に息子が再婚をすすめる。息子2人をもつ父は、娘2人をもつ女性と結婚する。
今夜の「情報スピリッツ」(テレビ東京)は、「シングルパパ」。
死別・離婚・妻の失踪で、父が男手ひとつで子育てに奮闘。
今夜の「スーパーテレビ」(日本テレビ)は、「風の音は聞こえない〜高橋竜二…魂の記録」。聴覚障害をもつ天才ジャンパーと父。
どの番組も感動的で、最近涙もろい私(特に愛を感じることに)は・・・。
父と子の共通の苦労は、父子の絆を強くするのだろうか。
(この続きに何を書こうか???・・・???)
話はかわって
私はhappy owlです 幸せバカ!
owlには、バカ(fool)の意味がある。
owlishは、しかつめらしい顔をした、賢そうに思えてばかな、もったいぶったばかな。
親バカ・釣バカなどの言葉がある。人から見たらバカかもしれないが、たいして人に迷惑をかけず本人が楽しんでいれば、これほど幸せなことはないのかもしれない。
私は幸せバカ 勝手にしろ!
3月4日(水) やめてもいいんだよ
父 「おまえ勉強スキか?」
子 「キライ!」
父 「キライだったら、やめてもいいんだぞ」
子 「そんな無責任なこと言うなよ」
中村雅俊さんがやっているテレビコマーシャルです。
せっかくお父さんが、子供のことを思って、勇気を出して言ったのに、これではかたなしです。
でも、子供の言ったことは正論です。
ふつうの家庭では、この逆のような感じが多いと思います。
ふつうの親は、無責任なことは言えません。子供のことは親にすべて責任があるかのように思っています。
このコマーシャルの父と子を、人ごととして見れば、幸せな家族に見えます。こんな会話のある親子っていいんじゃないかな。
少なくとも親の愛情の一片は、子供の心に届くのではないでしょうか。子供の幸せをよく考えたことなら、親の思いやりと勇気と努力は子供に伝わると思います。
「イヤだったら(つらかったら)、やめてもいいんだよ」
時と場合によっては、こんなことを言える自分になれたら、と思います。
でも、甘やかしすぎてはいけませんね。
3月5日(木) パラリンピック
長野パラリンピックが開幕しました。とても注目されています。
私は障害者の方に関するドキュメントのテレビ番組を見ます。
それは、元気や勇気や感動を与えてもらえるからです。幸せのヒントをもらえることもよくあります。
障害者の方の中には、人間性が素晴らしい人がたくさんいます。強い、やさしい、人の痛みがわかる、人を幸せにすることを考えられる、前向き、・・・。
それはきっと、つらい思いをし、いろいろと考えてきた結果ではないかと思います。
人間誰しも、欠点があり、苦手なものがあり、人に劣ったところがあり、弱い部分があり、それぞれに問題を抱えています。
そういう問題があっても幸せに暮らすことはできる、と教えていただけるような気がします。
パラリンピックの"パラ"は、パラレルで"もう1つの"という意味だそうです。
きょう、「幸せになる考え方」に「もう1つの方法は?」を書きました。問題を解決することだけが方法ではない、問題を苦しまずに考えられ幸せに暮らせる自分になる、というもう1つの方法もあるということです。
3月6日(金) 甘やかさない
大日方邦子さん、小林深雪さん、
金メダルおめでとう!
「甘えの構造」(土居健郎・弘文堂)を読み直しました。
「"甘え"という言葉は日本語独特、外国語には相当する語彙がない」ということです。
"甘え"は、愛の確認や癒しになると思います。時には、甘えを許すことも必要ではないか。
でも、甘やかしすぎてはいけません。甘やかすことは、本人のためになりません。
無意識に甘やかせる、意識して甘えさせる、のような気がします。
意識して甘やかす人はいないと思います。
意識して甘えさせてあげることも大事なのではないでしょうか。
「甘えの構造」の第5章は、「甘えと現代社会」。
青年の反抗、現代人の疎外感、父なき社会、連帯感・罪悪感・被害者意識、子供の世紀(皆子供っぽくなっている)。
27年前に出版された本ですが、現在の深刻な問題がそのまま書かれているような気がしました。
甘やかさず鍛え、時には甘えさせる。
その人の幸せを本当に考えたら、そういうことが大切なのだと思います。
弱い人間に育ってしまったら、たくさん苦しんで生きなければなりません。
まずは、自分から。甘やかさず育てるように心がけ、時にはやさしくしてあげる。
3月7日(土) ついていきたい
武田豊さん、松江美季さん、
金メダルおめでとう!
きょうはバスケットの練習が1時からだったので、昼前に出かける。
電車の中で、「コマネチ」(編集長・北野武/新潮社)を読む。
「バカ殿言行録」は、たけし軍団のメンバーの座談会。殿(ビートたけし)との思い出話。フライデー編集部襲撃事件で逮捕された時、たけしさんは次のようなことを言ったという。
「悪かったな、おまえら」
「おまえらの面倒は一生見るから」
「おれ、土方してでも、おまえらを絶対食わせるからな」
尊敬する師匠にこんなこと言われたら、「一生ついていきたい」って思うんじゃないかな。
ラッシャー板前さんの結婚式では、
「私には子供が二人います。この子たちをすごく愛しています。でも時々、軍団と呼ばれるおれの周りにいるこいつらのほうがかわいいときがあります」
とスピーチしたという。
3月8日(日) 小中学生のイライラ
きょうの読売新聞の地域欄に、横浜市教育委員会による小中学生へのアンケートに関する記事があった。
小中学生、半数が「イライラする」。キレやすさ、くっきり。
ストレスの原因別では、家庭では「うるさく言われる」、友人関係面では「いやなことを言われた」がトップ。
親にうるさく言われても、ハオハオ。人にいやなことを言われても、ハオハオ。
ハオハオですませてしまえればいいのにな、と私は思ってしまう。
調査を担当した岡田守弘・横浜国大教授(心理学)は「日常化したストレスをうまく解消できない子供たちが衝動的傾向を示すのだろう。ストレスは活動源になる場合もあり、家族や教員は、児童・生徒がストレスをうまく発散したり、役立てられるように手助けしてあげるべきだ」と話している。
ストレスは、まずできるだけストレスにしない工夫(例えば、「ハオハオ」や幸せになる考え方)。
ストレス解消法には、生活の中で幸せを感じられるようにする。
親や先生は、子どもに対して無神経にストレスを与えないように思いやりの心をもつ。
こんなふうに思うのですが、この日記に書くだけでは声が小さいかな。もう少し大きい声を出したほうが人の役に立てるのかなぁ、などと考えてしまう。
(まぁ、いいか。(ハオハオ))
3月9日(月) 夢も希望もない子ども
きょうまた、1人の中学生がキレて、1人の中学生が亡くなりました。
今夜の「TVタックル」(テレビ朝日)は、「私はコレでキレました」。
この1週間で何回キレましたか? (100名の街頭インタビュー)
平均2.1回
キレるきっかけもいくつか紹介されましたが、ほとんどが人から見たらささいなことです。きっと本人も後から考えてみれば・・・。
"キレる"という言葉は、「堪忍袋の緒が切れる」からきているのでしょうか。
袋が小さい、何でも袋に入れてしまう、緒(ひも)が弱い。
私は、見境がつかなくなるほどキレたという記憶はありません。
それはたぶん臆病だから。相手が怖い、行為自体が怖い、結果が怖い、人にどう思われるかが怖い、・・・。
そんなことをしたら後でどうなっちゃうかわからない、という恐れが常にあるような気がします。それは、将来に対する希望があるからではないかと思います。
最近は、「夢も希望もない」という子どもがいるといいます。「将来はサラリーマンになる」という答えもあるそうですが、夢は感じられません。
自分を大切にしてほしいな、自分の将来に希望をもってほしいな、生命の貴重さ・生きている幸せを知ってほしいな、と思います。
土田和歌子さん、松江美季さん、渡辺敏貴さん
金メダルおめでとう!
3月10日(火) ビデオ壊れた
夕方、ビデオデッキが壊れた。テープが入らなくなってしまった。すぐにあきらめる。
私にとって、いちばん使う電気製品と言えば、パソコンとテレビとビデオ。ないと困る。
すぐに新しいデッキを買いに出かける。7時をすぎている。
歩いてディスカウトショップのキムラヤへ行く。基本的な機能があれば十分。税込み、15,540円(日本の有名メーカーです)。
事務所に戻るまでの所要時間20分。
説明書も読まずに配線。一発O.K。ちゃんとチャンネルのチューニングも合っている。時計の合わせ方と、録画予約のしかただけは、説明書を見ながらやってみる。
壊れてから1時間もしないうちに、新しいビデオデッキが使えるようになりました。なんとも便利な世の中です。
私は、テレビ番組の多くはビデオにとって見ます。自分の都合がいい時間に、効率よく見られるからです。出演者の言葉を正確にメモするためには、ビデオが必要です。
私は、テレビ番組から多くのことを学びます。幸せのヒントをたくさんもらえます。
ふだん気づかないけど、"ないと困るもの"ってたくさんあります。ということは、"あることは幸せ"ということです。ものだけでなく、"健康"も"まわりの人"も。
相変わらずなんでも強引に話を"幸せ"にもっていってしまう○○オタクの私。
(ハオハオ)