しあわせ日記


7月11日(金) 将来の夢
 昨晩は雨が強かったので、事務所に泊まり、ネットサーフィンをした。検索エンジンの「goo」を使って、人の「将来の夢」を探してみた。たくさん見つかりすぎて疲れたので途中でやめ、今朝早く起きて続きをした。

 「goo」で検索した「夢」。
    「将来の夢は」   587件。
    「私の夢は」    452件。
    「わたしの夢は」   21件。
    「になりたい」    27件。

 一番多いのは、やはり職業。医者(歯医者、精神科医、獣医)、看護婦、カウンセラー、先生(英語、数学、茶道・華道、日本語)、天文学者、哲学者、保母さん、福祉の仕事、歌手、女優、宝塚歌劇団、野球選手、小説家、絵本作家、漫画家、イラストレーター、スポーツライター、アナウンサー、ヘアーアーティスト、建築家、外交官、お花屋さん、尼さん、宇宙飛行士、宇宙開発技術者、管制官、牧場、八景島シーパラダイス、ムツゴロウ動物王国。
 旅行も多い。世界中、世界遺産、世界の田舎、カナダでスキー、エジプトでビラミッドに登る、ジャマイカで本物のレゲエを聞く、日本全国、日本中の名山。
 結婚に関すること。幸せな結婚、お嫁さん、素敵な旦那さん、暖かい家庭。
 どんな人になりたいか。おとな、社会人、心の広い人、包容力があって精神的に大人、知的な女性、パワフルな女性、みんなの人気者、いい人。
 人にしてあげたいこと。両親をヨーロッパにつれていってあげる、自分の料理をみんなに食べさせたい、地域の人々の役に立つ、タイの子どもたちをみんな教育を受けられるようにする。
 私の夢は△△です。△△は馬の名前。(JRAのCMの影響)
 子どもの夢。仮面ライダー、ドラエモン。
 その他。アメリカ留学、日本記録、オリンピック、ダンクシュート。
 1人のいい人。「世界中のすべての人々が幸せになり喜びいっぱいの人生を送れること」(私ではありません)

 あなたの夢はなんですか?



7月12日(土) 夢の橋をかける人
 夕方から勉強会に参加し、その後飲んで帰ってきた。

 深夜にNHKテレビでドジャースの野茂投手の試合を放送していた。きのうも、ヤンキースの伊良部投手の大リーグ初先発・初勝利の試合を観た。
 5年前には想像もできなかった2人の大リーグでの活躍ぶりだ。観ていてうれしいし興奮する。

 野茂さんと女子ゴルフの岡本綾子さんは似ている。アメリカのプロスポーツにおける日本人としてのパイオニア、まさしく開拓者だ。また、"ぶっきらぼう"、良く言えば坦々とした感じも似ている。私は2人とも好きだ。表面的には坦々としていても、心の中には熱いものを持っている。だからチャレンジでき、活躍もできたに違いない。

 女子ゴルフでは、岡本さんに続いて、小林浩美さん、平瀬真由美さんなど、世界で活躍する人が何人か出ている。大リーグでも、長谷川、柏田、そして伊良部と、続々と野茂さんの後を追っている。

 2人のパイオニアが、後に続く人の夢の橋をかけたのだと思う。人ができることは自分が望んだことだ。やろうとしたから、実際にやったから、できたのだ。
 その前に夢をみる。誰もやったことのない夢は、濃霧の中のように見通しのきかない、先の見えないものだろう。でも、誰かがやったことなら、その夢は俄然現実味を帯びてくる。人にできたことは自分にもできるに違いない。その人と同じようにすればできるだろう。そう思える。これは大きい。
 そういう意味で、見えない橋を渡って、人に見える夢の橋をかけた人の存在は偉大だ。

 自分の夢がないという人は、誰かが渡った夢の橋を探してみればいい。無数の夢の橋がある。自分に渡ることのできる、自分に合った橋がきっとある。
 そして、夢の橋を渡ってみよう。向こう岸まで行けるかわからないが、少なくともワクワクでき、見知らぬ景色を見ることができ、幸せな時間を過ごせると思う。ダメだったら元の岸に戻って、また他の夢の橋を探せばいい。
 夢のある人生の旅を楽しもう。



7月13日(日) 夏バテ防止
 今晩の「発掘!あるある大事典」(フジテレビ)のテーマは「夏バテ」。
 私は夏バテを実感したことがない。

 現代人の夏バテの原因の1つとして、冷房をあげていた。私は事務所の冷房をほとんど使わない。今年もまだ1度もつけていない。
 冷房よりも風をうまく使う工夫がいいらしい。
 私はドアと窓を開けて室内に風を通したり、うちわを使う。熱い室外から帰った時、風呂あがりなど、汗をかいているときには扇風機が気持ちいい。

 夏バテ防止にいい食べ物として、しょうが・サバ・みそをあげていた。
 私は、そうめんには薬味にしょうがを入れる。魚で一番好きなのはサバだ。みそ汁も好き。そう言えば、きのう入った居酒屋のメニューに"みそキャベツ"というのを見つけ、すぐに注文した。

 番組の最後に司会者のひろみさんが、「ボクは夏はやることがいっぱいあるんで、バテちゃいられない」と言っていた。夏バテ防止法の一番は、これのような気がする。自分がやりたいことがあれば、気合いも入るし、元気でいられる。夏バテなんて気にしているヒマがない、というのがいいと思う。



7月14日(月) で、自分はどうしようか?
 きのうの朝届いていたメールに今朝、返事を出した。
 1人の方が、「親子に関して」と題して、親、子、先生、学校、教育制度についてのご意見を送ってくれました。ただ、内容はそれだけでした。私はきのうからその返事に何を書こうか考えていました。

 夕方の「ニュースの森」(TBSテレビ)の「シリーズ・14歳の夏」では、ある塾での作文と対話による教育を取り挙げた。中学生でも、それぞれに自分の意見を持っていることがわかる。それも、いわゆる子どもの意見ではなく、立派な1人の人間としての意見だ。
 最近の事件について、社会が悪い、親が悪い、学校が悪いなどと言っている大人(マスコミ)の議論をさめた目で見ている。単なるブームとしてとらえる子どももいた。現在の実際の教育現場を見たことのない大人の意見よりも参考になることもあると思う。
 子どもは自分の考えを持っている。そして、1人の人間として見てほしい、ちゃんと話を聞いてほしいと思っている。それは、子どもに限らず、誰もがもっている秘めた願いだ。

 今朝書いた返事の中には、「で、あなたはどう生きようとしているのですか?」という問いかけを入れました。

 せっかく何かを考えたのなら、「では、自分はどうしようか?」とまで考えたほうがいいと思う。その際に自分の幸せを考えてあげるのがいいと思う。
 みんなもっと自分を大切にしたほうがいい。少なくとも「自分は何がしたいか?」「自分はどうしたいか?」と、自分に聞いてあげたほうがいい。そして、その答えを大事にしてあげたい。



7月15日(火) 援助交際
 今朝の「ズームUP’97」(テレビ朝日)は「少女たちの性と生」というタイトルで、「援助交際という名の売春」を主に扱っていた。

 援助交際をしているという女子校生へのインタビューを聞いて、「価値観が違うな」と思った。性に対する価値観、お金に対する価値観、人生に対する価値観、幸せに対する価値観。
 援助交際を経済活動として割り切っている。「1・2時間、少し我慢するだけで5万になる」。「お金がほしいから」が優先される。今がいちばん大事、今さえ楽しければいい、と言う。

 幸せの価値観は、人それぞれだ。ただし、幸せを得るために失うもの、危険性については考えなくてはならない。
 援助交際に関する危険性を考えてみる。妊娠・病気等、身体に関する危険性。犯罪に巻き込まれる危険性。逮捕・罪を問われる危険性。自分の価値観がおかしくなってしまう危険性。いつか自分がイヤになる危険性。
 どれも自分の一生に大きな影響を与える。私は後ろの2つが特に怖い。今を楽しむために、それらの危険性をおかす必要があるのだろうか。そのために、大きなものを失い、不幸に陥ってもいいのだろうか。

 きのうの「徹子の部屋」(テレビ朝日)で、村上龍さんは、次のようなことを言っていた。
「世界には生きるために売春をする女性がたくさんいる。
 でも、ブランド品を買うために売春をする女性がいるのは日本だけだと思う」
 村上さんは、援助交際について、こうも言っていた。
「悪いことではないかもしれない。でも恥ずかしいことだと思う」

 援助交際をしている人は、自分を大切にしていないと思う。
 自分にやさしくない。本当に自分のやりたいことを探していない。
 もっと、自分自身、自分の人生、自分の幸せを大切にしたほうがいいと思う。

で、あなたはどうするの?  自分を大切にし、幸せに暮らします!



7月16日(水) 夢を旅した少年
 少し前に、ニューエイジ関連のホームページを見て回った時に、「アルケミスト」(パウロ・コエーリョ著/山川紘矢・亜希子訳/地湧社)について書いてあるのをいくつか見かけた。

 電車の中で読み出したら、これがなかなかいい。羊飼いの少年が夢に従って宝探しの旅をする童話風の物語だ。夢と愛とロマン、不思議な雰囲気、素敵な言葉。

「夢が実現する可能性があるからこそ、人生はおもしろいのだ」
「過去の教訓と未来の夢と共に今を生きる」
「人が本当に何かを望む時、全宇宙が協力して、夢を実現するのを助けるのだ」

 「アルケミスト」とは練金術師の意味。練金術とは、中世ヨーローパで、鉛などの金属を金に変える方法と、不老不死の薬の研究。1つの究極の幸せの追求だろうか。さて、練金術という幸せの青い鳥は見つかったのだろうか。

 私が考えた練金術を紹介しましょう。
「自分が金をたくさん持っているつもりになる。自分が不老不死になったつもりになる」
もし本気で信じることができたら、実際に持っているのとどのくらい違うのだろうか。少なくとも心の中の幸せは無限に近づけると思う。
 こんなのバカらしいと思いますか???



7月17日(木) まっ暗な世界
 あなたは最近、まっ暗な場所にいた経験がありましたか?
本当に何も見えないって、どんな感じかわかりますか。

 夕方から強い雨が降っている。あしたの朝まで続くらしい。たぶん早朝散歩はしないだろう。そこで今晩は夜に風呂に入ることにする。

 浴槽にいつものように半分のお湯をはる。そして、部屋のデンキをすべて消す。最後に風呂場のデンキを消して中に入る。扉を閉じるとまっ暗だ。慎重に手さぐりで移動する。手さぐりという感覚も新鮮。ゆっくりと浴槽の中に腰をおろす。

 まったく何も見えない。目をつぶっても、またあいても、ぜんぜん視界の闇は変わらない。
 宇宙の中に存在する自分を感じることができる。自分のまわりの闇は無限に続いている。決して、さびしさも孤独も感じない。自分が宇宙と一体になった気さえしてくる。静かで、落ち着いていて、安らいだ世界だ。そのイメージの中を漂っている。

 水滴の落ちる音に気づいた。顔から汗が流れ落ちていく。お腹から下にお湯の暖かさを感じる。急速に現実の世界に引き戻された。



7月18日(金) 出会いのリンク
 今週、「出会いのリンク」の中から2つのホームページを削除した。
 1つは、サイトが廃止になったため。
 もう1つは、内容がまったく変わってしまい、また更新もされなくなってしまった。

 私は出会いのリンクの中のホームページは、ときどき見にいっています。
 いくつかのホームページは、長い間更新されていません。活発に更新しているところは少ないようです。やはり、頻繁に更新されているホームページは、次にまた見にいこうかと思えます。
 長い間継続して1つのホームページを見ていると、なんとなく作成者の方のことがわかってきて、近親感ができます。みんな一度も会ったこともないのに。

 すごくまじめにホームページの作成に取り組んでいる人。感心します。
 読んでいて、思わずニヤッとさせてくれる言葉の巧みな人。楽しませてもらいます。
 いつも前向きに頑張っている様子を見せてくれる人。励まされます。
 自分の世界を作っている人。不思議な感じが好きです。

 何人かの方とは、時々メールの交換をしています。「時々」って感じがいいんです。たまに短い言葉の交換をするのが、とてもラクな感じで、でもどこかでつながっているような気がするんです。気を使うことはなく、なんとなく気になる、そんな存在です。

 最近「幸せ探し」のネットサーフィンをすることが少なくなって、出会いが減っていました。また、「幸せ探し」をしてみたくなりました。新たな出会いができたらいいな。



7月19日(土) キャンプ1日め
 7月19・20日は、勉強会の仲間と福島県にキャンプに行っています。帰ってから日記に書きます。(7/19早朝、記)

 7月20日夕方6時、キャンプから今戻った。

 土曜は朝から快晴、明日も晴れの予報、キャンプには最高。
 勉強会の仲間でのキャンプは今年で3年め。去年とおととしは、家族連れだったので、主役は子供たちだった。今年はなりゆきで「野郎どもだけのキャンプ」ということになった。参加は7人。
 私は友達3人と待合せ、友達の車に乗せて行ってもらう。東北道・白河インターで降りて、福島県の羽鳥湖レジーナの森へ。食料品の買い出しと、少々の渋滞で、予定より1時間半遅れて着いた。もう1台の車は先刻到着し、既に2つのテントとスクリーンターフが張ってあった。働き者がたくさんいて助かります。

 バーベキューは、ステーキ・スペアリブ・やきとり・とうもろこしが好評。酒類もビール・焼酎・日本酒と着々と消化。酔っぱらうとつい昔話になる。何と言っても20年以上のつきあいだ。

 とにかく気を使わなくていい、ラクなメンバーだ。作業などは、誰が指揮をとるでもなく、自然に順調に進んで行く。途中で平気でサボって休める。誰かがやると思っている。実際に誰かがやる。
 仲間内での人間関係のトラブルなど考えられない。お互いによく知り合っていて、お互いに尊重し合っている。

 夜は涼しくなり、いつものキャンプでの寝苦しさもなく、酒のまわりも良かったので、すぐに眠ってしまった。



7月20日(日) キャンプ2日め
 鳥の声で目が覚めた。そのまま寝ていたら、明るくなってきた。テントから抜け出し、散歩に出かける。4時ちょっとすぎだった。
 涼しかったが、寒くはなかった。少し離れた木々の間には霧が立ち込めていた。近くの池に向かうと、途中に小川があった。透明な水が流れていた。池の上にも霧があり、対岸のコテージの影だけが見えた。ときおり池の中で水音がし、波紋が広がった。よく見ていると、時々魚がはねた。

 後で散歩の話をしていたら、友達が「そんな状況は1人じゃもったいない」と言った。

 朝食は、ホットドック・ベーコンエッグ・コーヒー。ついでに昨日の夜、食べ忘れたスイカを8つに割って、1人1切れ食べる。残りの1切れを7つに切って分ける。朝からお腹がいっぱいだ。
 「9時頃から撤収しようか」などと話をしていたのに、9時15分前にはみんな動き出して、10時すぎには完了してしまった。
 チェックアウトし、施設内の風呂へ。旅先で入る風呂は格別だ。風呂あがりに休憩室の座敷で休むと、なりゆきでビールということになる。運転手1人(?)を除いて缶ビールを飲む。うまくて、リラックスして、さっぱりして、何とも言えずいい感じ。

 3連休の中日ということで、高速道路も都心も渋滞なしで、順調に帰れた。楽しく、快適で、ラクなキャンプだった。満足、満足。


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