しあわせ日記  1月11日〜1月20日

1月11日(土) 新年会
 今日は、今年始めてのバスケットの練習日。会う仲間毎に新年のあいさつがかわされる。外は寒かったが体育館の中は追ったよりは寒くない。練習しているうちに汗もでてくる。3週間ぶりで、少し体が重いが、やっぱりバスケットは楽しい。
 私は今、ヘッドコーチ(他のスポーツの監督を、バスケットではヘッドコーチと呼ぶ)なので、練習内容は私が決めている。今日は練習後に新年会の予定なので、いつもより少し早めに練習を終え、予約していた中華料理店へ。52歳の長老(バスケットのプレーは若い)が相変わらずのヘンなあいさつでみんなを笑わせてから、乾杯する。はじめの1杯のビールが最高。そのために練習後に水分をとらずに我慢した甲斐がある。この1杯のためにバスケットを続けているような気がしないでもない。
 バスケットが好きだし、仲間が好きだし、練習後の飲み会も好きだし、当分バスケットはやめる気がしない。



1月12日(日) バスケットの試合
 今日は朝10時から、バスケットの試合。私はヘッドコーチだが、今日はポイントガード(ふつう背の小さい人のポジション)がいない(1人遅れてきた)。ひさしぶりにスタ(ーティング)メン(バー)出場。今年はディフェンスをマンツー(マン)にすることに決めていた。作戦成功(?)。78対40で快勝。
 仲間と遅い昼食を共にし、帰りの電車に乗った。ところが京浜東北線が大井町で止まってしまった。鶴見・新子安間で脱線事故らしい。大井町でラッキーだった。そのまま大井町線に乗り換えてスムーズに帰ることができた。事務所に午後4時頃ついた。そして今、この日記を書いている。
 元々このページは、ホームページに毎日違う文を掲載する「数日遅れの今日の幸せ」のために書き始めた。5日遅れだったから、一度に3・4日分を用意しておき、日にちによって表示を変えていた。アップロードも週2回ですむ。ハッキリ言って企画だおれ。
 ところがそのためにいつのまにか日記を書くようになっていた。そこで、13日から本当の日記にします。その名も「しあわせ日記」。できるだけ、毎日更新しようと思っています。



1月13日(月) ホームページのリリニューアル
 月曜朝7時過ぎ、いつものようにホームページ更新のアップロードを開始した。ところがFTP(ファイル転送)がつながらない。一度回線を切断してから、再度つなげようとすると、今度は回線が接続できない。とりあえず、少し待ってみることにする。
 10時になって、うまくつながり、無事アップロード終了。

 結局、ホームページをリリニューアル(?)しました。ホームページNEWとALLを合体しました。「数日遅れの今日の幸せ」は、「しあわせ日記」へのリンクにしました。それから、あいさつの行を追加。時刻によってあいさつを変え、感謝のメッセージ。感謝という言葉から、「感謝、感激、雨あられ」を連想した。「雨あられ」を「今の富士山」にした。富士山は夜、見えないので、時刻によって「東京タワー」と「南極」に変えるようにした。どれもライブカメラです。
 予定では「今日の心の散歩」を正式に作るつもりでしたが、考えがまとまらなかったので来週にします。

 話は変わって、15日は成人の日。NHKで午後2時から「青春メッセージ’97」が放送されます。11日土曜深夜に予告編のような番組があり、幸せの種が見つかりそうなので見てみようと思います。あなたも興味があったらどうですか?

 なんか日記になってないかな。お知らせになっちゃってる?悩みとか書いたほうがいいのかな。といっても、私には悩みはないし(考えることはたくさんある)。
 そもそも日記は自由だ。交換日記なら相手へのメッセージもある。
 まぁ、いいか。ではまた、あした。(誰に言ってるの?)



1月14日(火) 階段の踊り場?
 街を歩いていてふと気づいたことがある。階段には必ず途中に少し広い場所がある。踊り場と言われている。これはいったい何のためにあるのだろうか?いろいろな理由が考えられる。そういうことを考えると造った人のやさしさを感じる。

 あなたはどうしてだと思いますか?少なくとも3つくらいは考えてみてください。
 私が考えた答えは、1週間後くらいに書こうと思います。



1月15日(水) 成人式
 お昼にプリンタ用紙を買いに出かけた。以前なら、事務所から歩いて5・6分のトポスというダイエー系のディスカウントショップに行った。今そこはメディアバレーという日本最大の売場面積のパソコンショップになっている。
 私はダイエーのプリンタ用紙が気に入っている。安いのと、ページプリンタでの2枚送りや紙づまりが少ないからだ。メディアバレーもダイエー系だがこの用紙が売られていない。そこで、横浜線で相模原に出る。私が以前に住んでいた町、私の母校の高校のある町である。相模原駅近くには歩いて5分のところにダイエーが2店ある。まず、旧・忠実屋に行くが、A4用紙500枚・298円の値札の柵はカラだった。もう1店の元々ダイエーに向かう。途中、古本屋に寄り、5冊買い込む。元々ダイエーには、398円のA4用紙がたくさん積んであった。値札はなんとも正直である。

 事務所に帰ったのはちょうど2時、大学ラグビーの決勝を見ながら、今この日記を書いている。NHK「青春メッセージ’97」はビデオが録画中である。ビデオにとって見たほうが、リプレイやストップをしながら、記事が書ける。たぶん、次のトキオ通信になるんでしょう。

 町田も相模原も駅には晴れ着姿の女性が目についた。みんなすまし顔である。私も自分の成人式の日を思い出し、いろいろと考える...
また、「私が成人式の頃、この娘たちは生まれたんだなぁ」などとも思う。そして、私はきものを着ていない成人式らしい女性を探して何人か見ていた。



1月16日(木) かりん糖
 家にかりん糖があった。久しぶりに食べてみた。案外おいしかった。かりん糖は私が子どもの頃からいつも家にあった。父親の大好物なのだ。いつの頃からか私はかりん糖を食べなくなった。たぶん中学生くらいからだと思う。たぶん父親が嫌いだったからだ。父親を受け入れられるようになって10年以上たった今、そのなごりに気づいた。



1月17日(金) 阪神大震災から2年
 今日はあの阪神大震災からちょうど二年後。朝からテレビのニュースやワイドショーで現在の被災地や被災者の様子が伝えられる。
 いまだに仮設住宅に暮らす人が7万人もいるという。転居・転校をした人、新築した家が全壊しローンだけが残った人もいる。そして何よりも精神的に立ち直れない人がいる。
 今の自分は幸せなんだなぁ、とつくづく思う。
 その反面、震災をきっかけに自分の生き方が変わり、以前より幸せに生活ができるようになった人もいる。家族やまわりの人とのきずなが強くなった人、いい出会いをした人、自分の大切な人がよくわかった人、自分の持っている幸せに気づいた人、生きがいを見つけた人、新たな目標を向かって歩き出した人も、実際にいる。

 あらためて、被災者の方々が幸せになられることをお祈りしたいと思います。



1月18日(金) 高校の後輩
 バスケットの練習に、仲間の1人の会社のチームメイトがゲスト参加した。練習後の飲み会で、そのうちの1人が私の高校の後輩だとわかった。歳がひと回り違うので初対面だった。今は会社の寮に入っているが、実家は私の家のすぐそばだ。私と同級の現高校教師はよく知っているとのこと。
 バスケットでこういう出会いがあるとうれしい。バスケットをやっていて本当によかったと思う。



1月19日(日) 考える材料を活かす知恵
 昨晩NHK教育テレビで放送された『未来潮流「棋士・羽生善治と詩人・吉増剛造の[感性]が飛翔する瞬間』をビデオで見ていた。羽生さんの言葉が気になった。
「経験をつむことによって、判断をする材料は増えたが、臆病になる材料も増えた。それを克服する力をつけていかなければならない」
 経験や勉強をすることは考える材料を増やすことになる。ただ材料が良くてもそれを活かす料理の腕がなければうまく味わうことはできない。知識だけを増やしても、それを活かす知恵を身につけなければ、それは悪い材料になることも多い。EQ(こころの知能指数)や幸せになる能力を養うことに目を向けたらと思う。



1月20日(月) 道でゴミを拾う人
 道を歩いていると、足早に私を追い越していく中年男性がいる。道路わきの植え込みをチラチラ見ながら歩いている。空きカンを見つけ、拾って、近くの自販機横の空き缶投入口に入れた。それからも、2回立ち止まってしゃがんでは小さなゴミを拾い、ズボンのポケットに入れていた。
 こういう人も世の中にはいる。でも、自分もしなければ、とは思わなかった。私には空き缶やゴミの投げ捨てをする習慣はない。それ以上のことをしたいとは今のところ思えない。
 ところであの人はどんな気持ちでゴミ拾いをしているのだろう。よくわからないが、きっと、なんらかのいい気持ちでやっているのだろう。そうならいいと思う。


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