しあわせ日記

10月1日(水) ホームページ変更
 今朝のアップロードで、ホームページを少し変えました。

 「しあわせ日記」を1コーナーにしました。何と言っても毎日書いている中心的な存在です。あっという間に9ヶ月、大変な量になりました。

 今月の人生相談は、ちょっとお休みします。新企画のページが少し落ち着いたら再開する予定です。

 新企画は、きょう「幸せになる能力養成講座」の第1講を作成しました。
 「幸せ問答」は明日作成するつもりです。

 ちょっとひと息に、簡単なページを入れました。ネットサーフィンに少し疲れたらお試しください。
 「定番リンク★300URL」は役に立つと思うので、リンクしました。

 掲示板を3つ設置しましたが、まだホームページからはリンクしていません。各コーナーの中に置いています。各掲示板には、私も時々書き込むつもりです。よろしかったら、ご覧、ならびに、お書き込みください。
 日記の読者以外にはヒミツの掲示板も続行しています。

 これからもよろしくお願いいたします。
                               本多時生



10月2日(木) 幸せオタクの散歩
 きのうの朝は冷え込んだので、少し厚着をして夜明けの中の散歩に出た。4時半、まだ暗い。想っていたほど寒くはなかった。天気もいい。
 日の出が見たくなったので、東側の視界がひらけた日の出見スポットに行った。いつのまにかフェンスができていて見にくくなっていた。
 そこで、新しい日の出見スポットを探し歩くことにした。

 コンクリートの階段になった路地が見つかった。階段に腰をおろし、しばらく夜明けの様子を眺めていた。
 ふと気づくと、視界の中央少し右に電柱があった。さっきまで気にならなかったものが、邪魔に思えてきた。

 なぜだろう?
 さっきまでは明けていく空を集中して見ていたからだ。
 足元を見るとピンクの花が咲いていた。

 そのことから、幸せについての話が頭に浮かんだ。
 そこで、笑ってしまった。自分の考えていることが、「幸せオタクだなぁ」と思った。



10月3日(金) フロそうじ
 あしたからのバスケット合宿に備えて、いつもの昼寝をせずに、夜にタップリと寝ることに決めた。
 3時半を過ぎて少し眠気が出てきたので、トコヤに行く。帰ってから、合宿の支度をすませ、雑誌の整理をしていたら眠くなってきた。そこで、フロそうじを始めた。

 浴槽以外のそうじは久しぶり。天井から壁を洗剤を使って磨く。洗面台と便器も。水道の蛇口とパイプは、使い古したハブラシを使ってこする。あとは、床と浴槽。
 なかなか落ちない汚れもある。力を入れてゴシゴシと何度もこするとだいたいの汚れは落ちる。

 心の中にも汚れや垢がある。古くこびりついたものを落とすのは大変だ。ともすると、特効薬を探しがちだが、やめたほうがいい。強力な道具や薬品は、浴槽を痛めてしまう。ふつうの洗剤をつけて、スポンジやタワシで、力を入れて何度もこすったほうがいい。自分の心を見つめる作業を繰り返したほうがいい。時間をかければ、少しずつ落ちていくと思う。

 きょうもまた、どこへ行く(愛を探しに行こう・・・ここは余分)。
 また、強引な話の展開をしてしまった。でもこれをフロそうじをしながら考えたのは事実です。



10月4日(土) バスケットの合宿
 きょう・あすは、バスケットの合宿。
 私は4時半に起き、ホームページのアップロードをしながら、朝食と支度をする。6時に出発。伊豆・下田へ。9時に到着。

 今回の参加者は、男14人、女11人、子供4人。
 練習(土曜の午前・午後と日曜の午前)は、2つのテーマを頭に置いて、内容を考えてやった。ちょうどいい人数で、充実してできたと思う。

 気持ちいい入浴(温泉)、おいしい夕食後、サッカー「カザフスタンVS日本」の後半を観る。残念。
 いつものように飲み会になり盛り上がった。私は12時半には寝てしまった。

 朝6時前に散歩に出ようとしたが、雨が強く降っていたので、朝風呂に入る。7時半には雨が上がっていたので、すかさず散歩に出る。30分くらいだが、朝の海を愉しめてよかった。

 おっと、いつのまにか日曜日の日記になっている。
 今回も楽しい合宿だった。



10月5日(日) 責任をとる
 サッカー日本代表監督・加茂周さんが更迭された。成績不振の責任をとらされ、辞めさせられたわけだ。

 「責任をとる」って、どういうことだろう?
 責任をとって辞める、ということがよくある。
 責任を持っていたら、途中で辞めるということは無責任(?)。

 「人生で起こることの責任はすべて自分にある」という考え方がある。環境・周囲の人・出会いの良し悪し・運不運などによって、人生は大きく変わってしまう。すべての責任は自分にある、と言えるのだろうか?

 人生がうまくいかないからといって、責任をとって自分を辞めることはできない。また、自分に起こったことを実際に体験しなければならないのは自分だ。そういう意味では、私たちはすべて自分で責任をとるようになっている。

 自分に起こったことをすべて受け入れることが、不幸に陥らないための第1段階。どんなに悪いことが起こっても、すべてを受け入れること自体が、自分で責任をとることかもしれない。

 ワールドカップ・アジア最終予選のまっ最中の今、監督を変えることがいいことになるのだろうか?(新監督が加茂さんより、明らかに優秀というのなら話は別だが)
 悪い成績、現在の課題、多くの人からの非難、これらをすべて受け入れた上で、今どうしたらいいかを考え、ベストを尽くすしかないはず。
 それを加茂さんにやらせてあげないのはかわいそう。最終予選終了まで任せ、その後に責任(人からの非難も含めて)をとらせてあげればいいのに。

 神様は、最後まで自分に責任をとらさせてくれる。



10月6日(月) 気分はどう?
 私は一時期、「気分はどう?」と自分に問いかけることを心がけていた。自分の気分に気づき、気分よく生活するためです。

 今は、気分がいい時には、自然に幸せを感じることが多い。気分が悪い時には、考えるいい材料だと思ってしまう。最近はその材料が少ないので、ちょっとしたイヤな感じに気づいても、「しめた!」と言ってしまう始末。

 英語のあいさつの「How are you?」は、すごくいい。互いの気分に気づくことができる。(ただし、無条件に「I’m fine,thank you.」としか答えられない人には・・・)

 気分がよければ、「よかった(幸せ)。じゃあ、何(幸せになること)をしようか」。気分が悪ければ、「どうしたの?」。
 こんな感じがいいと思う。人に対しても、自分に対しても。



10月7日(火) 難病と夢
 夜、「難病の子供たちに夢と希望と喜びを!」(TBSテレビ)を見て、感動し、幾度か涙ぐむ。

 世の中には難病と出会う人がいる。難病にかかる人、家族が難病にかかった人、難病にかかった人と直接出会う人、本やテレビを介して出会う人。もちろん出会わない人もいる。
 誰が不幸で、誰が幸せとは一概に言えない。幸不幸はその人の心がつくるもの。

 夢や希望や喜びは幸せの種。もちろん、夢が叶うこと、希望通りになること、喜びを感じることは幸せ。夢を持って生きること、希望のあること、将来の喜びが期待できることも幸せ。人に夢や希望や喜びを与えられることは大きな幸せ。

 番組に登場した難病の子供たちは、私(おそらく多くの人)に感動を与えてくれた。夢や希望や愛の大切さを教えてくれた。



10月8日(水) 次のテーマは「愛」
 8月・9月の「しあわせ日記」を読み返した。

 今月の人生相談「なんのために生きるのか」「幸せになれない」に関することが多かった。8月のお盆の週は、ほとんどが「死」に関する内容だった。
 それだけ、多くの本も読んだし、いろいろと考えました。

 10月は今月の人生相談を少しお休みしています。来週から再開することにします。テーマは、「うまく人を愛せない」です。

 人生相談の中で多いのが、恋愛と夫婦の問題です。今月の人生相談で、いつ取り挙げようか、とずっと考えていました。
 でも難しい。様々なケースがありすぎる。夫婦・恋人の関係は千差万別。客観的な判断は役に立たず、気持ちの問題が大きい。人からこうしたほうがいいと言われたり、自分でも頭ではわかっていても、そんなふうにできない。
 こんなことを考え、今まで二の足を踏んでいました。

 10月(引続き11月)は、広い意味での愛することを考え、その中で恋愛・夫婦のことも考えてみようと思います。



10月9日(木) 家族があぶない?
 夜、「あぶない家族大図鑑」(TBSテレビ)を見る。
 最近、日本がおかしい。日本人が変わった。家族があぶない。これらをミニドラマにした。それを見て、司会の久米宏さんとコメンテーターが話をする。

 若者のブランド志向、ポケベル文化。主婦の不満。高齢化社会。コンピュータ社会。家族の中の父親。
 ドラマのストーリーは、どれも極端。現実も度を越えなければ問題ない。

 ポケベルを多用する若者について、精神科医・香山リカさんが、「濃い人間関係はイヤ」という"山アラシ症候群"を説明した。近寄りすぎると互いのハリで傷つけ合うから、人間関係で深入りしない。
 人と深いつきあいをする必要はないと思う。でも、傷つくことを恐れすぎて、ふつうの人間関係を避けるのは極端。

 父親について久米さんは、「生きているうちはずっと(父を)憎んでいた。40歳くらいになって、尊敬してもいいかなと思った」と言う。
 私も思春期から20台前半までは、父を嫌っていた。
 親を憎んでも嫌ってもいい。でも、暴力をふるったり、自暴自棄な生き方をするのは極端。

 どこの家庭にも問題はある。理想的な家族でなきゃイヤだ、という人は極端。
 いい父、いい母、いい子供も程々に。「いい○○」を求めすぎるのは極端。



10月10日(金) 青い鳥
 きょう、「幸せ問答」のページを作るために、「考え事」のページを読み直し、「不変の幸せ」についての問答を追加した。

 『生きるヒント「一日一話」』(櫻木健古・三笠文庫)には、次のような幸せな人が出てくる。
 「自分の女房がいちばんかわいい」と言う人。
 「ハア、ありがたい!」が口グセの人。
 「ハイ!」と気持ちよく言う人。

 今夜から、「青い鳥」(TBSテレビ)というドラマが始まるらしい。"幸せの青い鳥"のことだろうか?

幸せに暮らす習慣こそ、幸せの青い鳥だと思う」と、もう何度書いただろう。
 「しあわせー」「ありがたい」などの幸せになる口グセ。
 微笑む、あいさつ・返事・お礼を気持ちよく言う、などの幸せになる態度。
 こういうのが身についている人は、幸せな人だと思う。

 ふつうの人が幸せになるには、難しい思想やテクニック、厳しい修業より、いい習慣やクセの方が身につけるのが簡単だし、生活の中で役に立つと思う。
 でも努力は大切。幸せになる能力を向上させようと心がけている人が、心に青い鳥を育てている人だと思う。