読書日記

  壁を察知し、乗り越える

 『察知力』(中村俊輔)より、
 うまくいかないときは必ずある。壁が見えるときはまだいいほうだ。それを乗り越えればいいだけだから。でも、壁すら見えないときもある。
 そういうときは、考える。

 必ずそこに存在する壁を察知する。必死で壁を探す。
 壁が見つかれば、よっしゃ、という気分になる。
 次はそれを乗り越えるために必要なことを考える。
 乗り越えたら、また強くなれるから。
 うまくいかないときには何かしら原因があるはずです。
 そういう状態が長く続く場合には、それだけ大きな問題・壁があると考えたほうがいいのでしょう。
 何が問題なのか? 前に進めない障害は何か? などとよく考えて、壁の正体が見つかればいいのでしょう。

 何が壁になっているかわかったら、手がかり・足がかりを見つけて乗り越えていくか、突破口を見つけて通り抜けるかできるといいのでしょう。

 幸せへの道にも壁があると思います。
 また、進歩の波があり、それが壁に感じられることもあると思います。
 それでも、目の前の階段(課題)を一つ一つ踏破していけば、やがて壁を乗り越えてステップアップできると思います。

 一つの壁を克服することで、強くなれるとともに、引き出しも増えるのではないでしょうか。



   

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