しあわせ日記

5月13日(火)相手をほめる

 人を動かすためには、「相手をほめる」のがいい。
 でも、それは「お世辞」とは違うのです。
 お世辞と感嘆のことばとは、どう違うか? 答えは、簡単である。後者は真実であり、前者は真実でない。後者は心から出るが、前者は口から出る。後者は没我的で、前者は利己的である。後者はだれからも喜ばれ、前者はだれからも嫌われる。
 自分が実際に気づいた相手のいい所は真実です。
 自分が感じたことを口にしたのは、心から出た言葉です。
 素直な心には余計な考えはありません。
 それは人を喜ばせることであり、それを喜んでできる人は歓迎されるでしょう。

 人のいい所に気づく、素直に感じ・表現する、自分の思いを相手に伝える。
 このようなことが大切なのではないでしょうか。

 (人に限らず、)いいことに気づいた時には、素直に喜び、素直に表現し、まわりの人にも喜びを伝えてあげられる、そんな人になれたらいいな、と思います。


   

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